エアコンクリーニング本体と室外機洗浄に抗菌処理で1万円を切る料金での体験レビュー

エアコン購入から4年目。

運転すると微妙な香りが漂ってしまったので、「この夏はエアコンクリーニングだ!」と決心しました。

以前よりエアコンクリーニングには関心がありましたので、良い機会だと考えてエアコンクリーニング業者を比較検討した結果、とある業者さんに辿り着きました。

利用した比較サイトは「ユアマイスター」です。

エアコンクリーニングの人気業者・相場検索|ユアマイスター

エアコンクリーニングに関心はあるけど懐疑的なところもあるという方に、写真付きでエアコンクリーニングの体験談などを綴ります。

ぜひ、参考にしてください。

エアコンクリーニング業者の選び方

まずエアコンクリーニング業者を選ぶわけですが、条件として、

  1. 料金が安い(予算は総額10,000円以内)
  2. 室外機洗浄と抗菌処理もマスト
  3. 作業時間は1時間前後
  4. なるべく近郊の業者
  5. 実績

という5つを出したんです。

上記5つの条件、特に1番については業者選定の段階でハードルが高いことに気付いたわけですが、粘り強く探すと見つかるものなんですよね。

ということでエアコンクリーニング業者を選ぶ際は、まず、条件を出してみることが肝心です。

ダスキンやおそうじ本舗など、大手に固執する必要性は経験上一切ありません。
大手は相対的に料金が高いです・・・。

見つかるか見つからないかは気にせずに、条件を出さなければ絞り込みができず、候補すらピックアップできないので、ズルズルと時間だけが過ぎていくだけです。

予算や相場に対する考え方

エアコンクリーニングの予算に関しては、クチコミや他のブログでの体験談で書かれている、いわゆる世間的な相場は気にしなくて良いです。

地域性、業者の料金設定の根拠、洗浄する機種(自動洗浄機能付きはやや高い)と台数が、全国または地域で一律ではないからです。

近所のAさんが12,000円と言っていたから、我が家も12,000円かな、という考え方はおかしくないですか?

同じ業者に依頼するならまだしも、別の業者に依頼するなら、
「Aさんが12,000円支払ったので、その金額でお願いします」
なんてないですよね?

つまり、「この予算でやって欲しいなあ」という希望を満たす方が、納得もできるし気持ちよく支払えます。
ネットで得た相場を気にし過ぎると、後悔する確率が高くなります。

もちろん、徹底的に調べあげて最安値の業者に依頼してもよいですが、室外機洗浄や抗菌処理というオプションが、これまた一律料金ではないので、メニュー単品での最安値が必ずしも条件を満たすとは限らないことを知っておいてください。

最終的な判断のポイント

いくつか業者がピックアップされるわけですが、最終的な判断のポイントはユアマイスターにおいてはコンテンツの量と質でした。

コンテンツは業者側のPR文などですが、どうしても似たようなものが多くなります。
その中でも、何十件と目を通していくと、仕事に対する姿勢が見える瞬間があるわけです。

キャンペーンや割引など集客の企画だけの比較は、実はあまり意味がなくて、ユアマイスターにおいては、

  • お客さんによる口コミの投稿数
  • 業者側が書いたQ&A
  • 本人写真のサムネイル

も加味するようにしました。

口コミは多い方が当然良くて、読んでいくと仕事ぶりが垣間見えのますから時間をかけて読みましたし、Q&Aがあるほうが顧客目線に立っているかどうか判断できます。
サムネイルに女性モデルを使っている業者は見向きもしませんでした。
なぜかと言えば、代表者や施工者の顔を公開することで、ヘンな仕事はしないという自信の表れと受け取ったからです。

それと、施工予定日は奥さんしか対応できない場合に備えて、女性の作業者を訪問させることができる業者も見ておくと良いです。

作業料金は総額9,900円

条件を満たす業者が見つかり、見積もりすると、

  • エアコン洗浄:6,600円
  • 室外機洗浄:2,200円
  • 抗菌処理:1,100円

という内容で総額は9,900円と予算内になったので、即、依頼の決定を下しました。

エアコンに自動洗浄機能が付いている場合は、対応できない業者もありますし、割り増し料金は当たり前なので、そこはご注意ください。
我が家のエアコンはノーマルな通常機能です。

さらに、7月8月はエアコンクリーニング業者の繁忙期ですから、希望日通りに予約が取れない可能性もあります。
それがイヤなら早めに依頼するしかありません。
しかし、故障などと違って緊急を要する案件ではないので、当分先でもいいやという気構えでいる方がストレスは感じませんよ。

実際のところ、クリーニング実施日は注文日から約10日後でした。

駐車場と高層階には要注意

一戸建ての方は気にしなくても良いですが、アパートやマンションの高層階に住んでいる方は、

  • 業者さんの駐車場確保
  • 高層階割り増し

は注意ポイントです。

業者さんはクリーニング用の道具を積んで自動車で来ますから、駐車場にゲスト用のスペースが無い場合は、近隣の有料駐車場に停めることになります。
その駐車料金を請求する業者と無料サービスの業者がありますので、チェックしておきましょう。

アパートやマンションの3階以上にお住まいの方は、高層階への対応ということで、料金を割り増しする業者さんもあります。
単純に洗浄道具の持ち運びの負担と、作業以外の時間の埋め合わせとして経費を請求するわけですが、無料にしている業者さんを選びましょう。

エアコンクリーニング作業の実施レポート

ここからは業者さんが訪問してからの作業を写真つきでレポートします。

  1. エアコン本体のカバー外しと洗浄準備
    あっという間に丸裸にされました。
    洗浄するために本体周辺の養生をしているところです。
    洗浄準備
  2. 床面の養生の様子
    しっかり養生してくれてる様子が垣間見れると思います。
    写真の左側は、ピアノとメダカの水槽があるのですが、そこにまで養生シートをかけてくれました。
    エアコンクリーニングの養生とカバー外し
  3. エアコンフィルター4年間の集大成
    掃除しさなすぎました(汗)。
    閲覧注意と書いておきます・・・。
    エアコンフィルターの汚れ
  4. エアコン本体の洗浄
    使用する洗剤については人体に影響のないものだと説明してくれました。
    洗い流しのための水は提供する必要があります。
    吹き付けのためのコンプレッサーは、音がかなり大きいので、もし、ご近所に敏感な人がいる場合は、声掛けしておいた方が良いかもしれません。
    エアコン本体の洗浄
  5. エアコン本体洗浄の結果
    ご想像の通り真っ黒でしたが、業者さん曰く「随分マシですよ」ということでしたが(汗)
    年数が経過するごとに黒さが増すということでしょうか。
    エアコン洗浄後の汚れ
  6. 抗菌処理
    ベランダで水洗いしたカバー類をふき取って抗菌処理しています。
    カバーの洗浄は、お風呂場または駐車場を使うこともあるようで、家庭の事情に合わせて対応してくれます。
    抗菌処理
  7. フィルターもきれいさっぱり
    エアコンフィルター洗浄後
  8. 仕上げとカバー取り付け
    洗浄して抗菌剤を吹き付けた後は、風力全開で運転させていましたので、作業中の室内は暑くなく快適すぎるほどでした。(詳細は後述)
    本体仕上げ

ざっくりですが、これがエアコンクリーニングの一例です。

作業時間は室外機洗浄も含めて50分ほどでした。
予想以上に早く終わったので、「もうおわりですか?」と無意味な質問をしてしまったほどです。

とにかく手際の良さに驚きました。

2人で来られましたが、かなりの場数をこなしている事が容易にわかるほど、役割分担や段取りがスムーズでした。

エアコンクリーニングの疑問をぶつけてみた

かなりコミュ力の高い業者さんで、作業中は常にやることを説明してくれたおかげで、待ち時間も短く感じたのだと思います。

良い機会なので、エアコンに関する疑問をいろいろとぶつけてみました。

  • Q:アエコンクリーニングは年に一回で十分?
    A:十分です
  • Q:室外機のカバーは効果あり?
    A:あります。ただし天面だけをカバーするものに限ります。囲ってしまうタイプは通気口があってもおすすめしません。
  • Q:電源は頻繁にON/OFFしない方が良い?
    A:気にしなくて良いです。自動車だって1日に何度も電源ON/OFFしてもバッテリーが明らかに劣化することはないのと同じです。
  • Q:しかし電力消費が激しいと聞きますが・・・
    A:どの家電でもONした後の電力消費が激しいですが、電気代が気になるのなら家電を使用しないという極論になります。それよりも効率の良いエアコンの使い方をお教えします。

時間の都合上、ここまでしか聞けませんでしたが、回答には説得力があり大変満足しています。

効率の良いエアコンの使い方という一言が気になったので、さらに突っ込んで聞いてみました。

業者直伝エアコンの効率的な使い方

全くの予想外だったことを最初に言っておきます。
まさに「目からウロコ」という表現がピッタリでした。

エアコンの効率的な使い方の最大のポイントは、最大風量と最低温度設定で一気に室内を冷やすというもので、その後に温度と風量を調整して運転し続けるということでした。

電気代や電力量を心配する人が多いかもしれませんが、外出から帰った直後のホカホカな室内を快適な環境にするまでの時間は、短い方が良いという考え方です。

何度か実践してみましたが、確かに、最高出力で短時間に冷やす方が快適な環境になるまで早かったですね。

間取やエアコンの設置場所など、家庭によっては短時間の基準というもの変わるとは思いますが、ぜひ、試してみてください。
改めてエアコンの冷却能力の凄さを再確認できます。

エアコンの持つ能力を持ち腐れしていては、逆に勿体ないなと思いますよ。

電気代での比較は難しいですが、室温33度の部屋において、

  • 28度設定で風量を中程度にして30分ほど暑いまま過ごす
  • 18度設定で風量を最大にして数分で快適に過ごす

どちらを選びますかということですね。

仮に、上記の方法で電気代が何千円と変化するならオススメしませんが、24時間稼働が常となった我が家では、真夏の電気代は1万ちょっと超える程度で例年通りです。

翌月に変化があるとしても、数百円程度の負担増なら気にしません。

室内での熱中症予防など、命を守る金額としては安いものです。

まとめ

エアコンクリーニングが本体と室外機洗浄に抗菌処理で1万円を切る料金ということで、非常に満足しています。

これから毎年やってもらうことにしました。
1年に1度のメンテナンス費用としては安いものです。

たまたま良い業者に当たったという見方もありますが、料金だけを見なかったことが大きかったと思います。

作業内容としは業者間で大差は無いと思います。
ゆえに、業者さんの、

  • 実績
  • 姿勢
  • 作業中の接客意識
  • 顧客目線
  • 仕事のスピード

などを見ることが重要だと感じました。

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