引越しの準備のコツと引越し業者の見極め方

これまで引越しは3回しています。

  1. 初めての一人暮らしの時
  2. 新築の賃貸ワンルームに引っ越した時
  3. 家庭を持った時

少ない方じゃないですかね。

ちなみに、2度目の引越しの理由は、当時住んでたワンルームマンションのオーナーが変わって、新オーナーから契約解除を言い渡されてしまったからです。

予兆はありました。
度々、3ヶ月分をまとめて払ってくれたら、少しお得になりますよって手紙とかで通知してきましたから、資金繰りに切羽詰まってたことが伺えます。

いよいよの時は、裁判所から執行官が訪問してきました。
普通のオーナー交代劇とは違ってたみたいで、結局は、向こう3ヶ月の間に引っ越すハメになりました。
その間の家賃は支払いはせずに済みましたけどね。

とんだドタバタだったのを覚えています。

この投稿では、引越しについて体験を踏まえて書いてみたいと思います。

引越しでやってはいけないこと

昔の引越しは、家族、親族、会社の同僚らを引っ張り出すという、素人を集めて人海戦術のパターンが多かったと思いますが、今の時代は、引越し業者に依頼することがほとんどですよね。
今だと、上司が部下に引越しの手伝いに来いとでも言おうものなら、パワハラだ、時間外の拘束だと吊るし挙げの憂き目にあいます(汗)

私も、3度ほど引越ししましたが、正直、引越し業者に依頼する方が気分的に楽だと、とある体験から心得ていたので全て業者に依頼しました。

その体験とは、会社の同僚に一度だけ引越しに駆り出されたことです。
結論から言えば、シンドイだけで、やるもんじゃなかったですね・・・(汗)
親族の方も我々のような手伝い組に気を回す余裕も無いので、いいようにコキ使われただけで、メリットは何もありませんでした。

まあ普段からの会社での関係性もあるでしょうが、個人的には、よそ様の家庭事情が丸見えになるのもイヤな部分でした。

特に親族サイドが、引越しする本人以上に新築を見せびらかすような態度だったという事もあり、そういう面を垣間見ると、なんというか人間性が出るイベントですよ。
当時は独身でしたから、

『アナタも頑張りなさいよ』

みたいな謎の上から目線が嫌でした。

本人が言うならまだしも親族が言ってましたからね。
何様かよ。

その同僚は早々に会社を辞めてしまいましたけど・・。

引越しでやっておいた方がよいこと

さて、私が引越した時の経験が、参考になるかどうかはわかりませんが、役立ったことを箇条書きして書いてみます。

  1. 見積もりは大手業者と地域密着の業者とを炒り交ぜて3社ほど依頼する
  2. 引越し業者の当日の人員及び正社員、バイト、外注等メンバーを確認する
  3. 引越し先の部屋の見取り図を用意する
  4. 割引以外の特典、補償など表面的な引越し費用以外もチェックする
  5. エアコン取り外し等の作業料金が込みかどうかも全て聞く

細かい事なら、まだまだありますけど、私のやった引越しと、この記事を読んでいる方の引越しは同じではないので、大体、5つにまとめました。

相見積もりをする

順番に補足していくと、まあ、引越し費用は3社程度で競争させて、同条件なら少しでも金額は安い方が良い・・・という目的ではなく、相場と懸け離れていないかを第一に見ました。

数万円程度の金額の差は、誤差というか修正(勉強させる)が可能なので、気にしませんでしたし、引越しの一括見積もりサイトを経由してたら業者さんも心得ているので、他社に合わせてきたり、電話などで探りを入れたりと、様子見してきます。

「ウチに決めてくれたら安くします」

このフレーズが出ても決してノッてはいけないですよ。

引越し作業員のメンバーを知る

引越し当日は、どんなメンバーなのか事前に知っておくと安心ですよね。
繁忙期は特にですね、臨時で雇われた短期バイトさんと正社員の組合せが多くなります。

そうすると作業品質と言うか、引越しに対する現場での熟練度が正社員頼りになるので、いささか不安要素にはなるんですよね。

私の場合、正社員1名、契約社員2名の素晴らしいチームによって不安なく終えました。

平面図で家具の位置を指示

もし余力があったら、引越し先の間取りをゲットして、大きな家具など事前に置き場を引越し業者さんに提示しておくと、かなり喜ばれますし、いちいち指示しなくていいので楽です。

私はCADで間取りをトレースして、A4の大きさで出力して、そこに家具を配置した図面を用意しました。
家具には番号を割り振り、実際の家具にも番号を紙に書いて貼りました。
大きな家具は4つか5つぐらいなので、面倒でも何でもないです。

引越し業者さんも、それに従って運び込むだけなので、めちゃくちゃスムーズに動いてくれました。

小さな小物類など、一か所にまとめて置くように指示していれば、アレはどこだ、これはどうなった、なんてムダに探す時間やイライラも無くなります。
引越し業者さんも運び込むことに集中できたようです。

割引や特典または補償を確認

引越し業者さんも受注したいですから、あの手この手で営業してきます。
割引は魅力的ですが、安かろう悪かろうは絶対に避けたいので、割引だけでなく特典を比較すると良いですよ。

私の場合は、ダンボールは何個でも無料という特典をゲットしました。

片付け後の段ボールの処分が大変かなと思ってましたけど、そのまま開けずに保存するモノを予め入れておけば、引越し先で開梱せずに物入などに入れて置けるので、重宝しましたよ。

今の時代ならトランクルームに段ボールのまま持っていけますから、割と良い特典では?

エアコン取り外しや設置の料金をチェック

最後に、エアコンの取り外しや取り付けもやってもらえるのか、その作業料金はいくらなのかという点です。
エアコンの移設は、ほぼ引越し作業で発生する確率が高いので、無視できないですよ。
当日になって話が違うとトラブルになっても、どうしようもありません。

エアコン移設については、

  • 引越し業者に依頼
  • エアコン取扱い専門業者に依頼

例外として、ご主人、あるいは親族や知人が電気屋さんという場合、ビール1本ぐらいで、せっせとやってくれるでしょう(笑)

引越し業者にエアコン移設も依頼するとなれば、料金が別途必要なのか、引越し費用に含まれるのか、確認が必要です。
料金が発生する場合は、取り外しと取り付けで、それぞれ料金負担発生という事もありますので、こまかく聞いてください。

エアコンだけ専門の業者に依頼するのは、非効率的かもしれませんが、料金自体は引越し業者がオプション扱いで若干割高なのに対して、作業工賃は安いです。

どちらが良いかは、エアコンの数次第ということろでしょうか・・。
古いエアコンを移設せずに、引越し先には、真新しいエアコンを付けたくなるかもしれないですしね(笑)

まとめ

以上が個人的な引越し体験からの、ちょっとした伝えたい事でした。

引越しは3月4月に集中し勝ちですが、会社の人事異動って、引越し繁忙期の事は考慮しないのが普通ですから、予約も取り辛いんですよね。
内示が半年前とかだったら、年内から引越しの見積もりをスタートして年明け早々に予約するとかできるんですけどね。

引越し時期をずらすなんてことも口では簡単に言えますけど、実際は短期間であっても二重生活になります。
例えば、旦那だけ先行して引越し先で生活して、引越しピーク時期を過ぎてから家族を呼ぶなんて場合は、頭で考えるよりも大変ですよ。

実質的に引越しを1度で2回やることになりますからね。

人事異動だけでなく新生活の引越しもありますから、益々、春は引越し業者獲得競争が激化します。
いかに早めに引っ越し準備と業者を決定するかがポイントですが、時期が集中するとどうしようもないですね。

ちょっとでも良い情報が得られれば、追記していきます。

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