防災グッズで必要なものやあると便利なものリストを冷静に考えた

これは被災経験のない人間が、ここ最近で起こった自然災害等をニュースで見聞きした範囲で、防災グッズについて

  • 必要性への独自見解
  • あると便利なもの
  • 必要なもの
  • いらないもの

などを勝手に考えることが記事のテーマとなっています。

一応は、SNSなどで被災経験のある方の意見も参考にしますが、よく通販で売られている防災グッズセットに関しては、日頃から「うむむ??」という思いもあったので、ちょっとだけ吐き出してみようと思います。

災害への備えに対しては意識が薄いのが現状

これは私個人の事です。
正直に申し上げますが、どこかにまだ「ウチの近辺は大丈夫だろう」という根拠の無い安全神話を描いています。

理由としては、

  • 海抜20m以上の高台に居住+集合住宅
  • 河川が近隣に無い

といった事実はあるのですけど、たったこれだけで「私は安全な場所に居る」という意識があるのが、自分自身でもお目出度い人間だと感じます。
多分、強烈な正常バイアスに支配されてるんでしょうね。

地震なんて、どこにだって起こるよなと思いつつも、なぜか「ここは大丈夫」という不思議な思考が頭を張り巡らしています。

防災への意識改革します・・。

防災グッズセットを持って避難してる人を見たことない

2019年はもちろん、ここ数年の天災については、これまでの常識や想定が通用しない事を思い知りました。
だからこそ防災への意識改革をする決意をしたのですけど、現実を見ると、やはり疑問はあるんです。

防災グッズを抱えて避難している人を見たことがありません。

実際は避難所に持って来ている人もいるかもしれませんが、多分、防災グッズの事は頭から無くなってるのではないかと推測しています。
自分の身を護ることで思考がパンパンでしょうから、わざわざ押入れなどから防災グッズをゴソゴソと探し出して避難する余裕も無いのではと思っています。

食料の備蓄についても疑問

防災グッズから派生して、食料の備蓄についても、ちょっとだけ。

防災のコンサルタントやコメンテーターは、

『3日から1週間分の食料などが必要』

というような提言をしていますが、そもそも備蓄は意味があるのかどうか、真剣に検証してんのかなという疑いは拭えません。
備蓄した食料のお陰でひもじい思いをせずに済んだという方がいたら、そのクチコミをここに掲載しようと思います。

今のところ、見つかってません。

必要なものが揃っているのか検証結果が知りたい

通販サイトでは、防災グッズセットがたくさん販売されていますけど、中身についても甚だ疑問がたくさんあります。

例えばこちら。

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楽天市場で目に付いた防災セットです。

こんなの持って避難所行きます?
グッドデザイン賞の防災グッズのセットは見たことないですよ。

というか避難所には、それなりのものが準備されているから避難所なわけで、各人で持ってこられると自治体側としては困ったりすることがあるんじゃないのかな。
この辺も取材が必要ですね。

ちなみにコチラの防災セットの中身ですが、

  1. ソーラー多機能ラジオライト(スマホ充電、LEDライト、ラジオ他)
  2. 5年保存水(500ml×4本)
  3. 缶詰ソフトパン(100g×3缶)
  4. 食品加熱袋
  5. 加熱剤
  6. 非常用簡易トイレ(×3袋)
  7. アルミブランケット
  8. アルコール除菌ジェル
  9. マルチツール(ナイフ、缶切り、栓抜き、ドライバー、スクレイパー他)
  10. エアーまくら
  11. アイマスク
  12. 耳栓
  13. スリッパ
  14. 非常用給水袋
  15. 水のいらないシャンプー
  16. 緊急用呼子笛(IDカード付き)
  17. レジャーシート
  18. 軍手
  19. 非常用ローソク
  20. マッチ
  21. 布ガムテープ
  22. レインコート
  23. 備蓄用カイロ(×2)
  24. 三角巾
  25. 乾電池(×4)
  26. マスク
  27. 緊急時連絡シート
  28. 防災アドバイス(防災士書き下ろしの防災アドバイス)
  29. 救急ポーチ
  30. 救急セット

避難所に持って行くべきもの、自宅で使うべきものなのか、路頭に迷った時に使うのか、まるでわかりません・・・。

これ持って避難所に行ったら、持ってるもので対応してくださいねと言われても仕方がないですよね。
他の避難者の目には、どう映っていることやら・・。

実際に防災セットは、一般家庭でどう使われたのかを知りたいので、今、調べている最中です。

非常持ち出しセットとして病院で採用の事例

販売店舗の事例では病院に使われていました。
まあ、学校とかオフィスとか、いわゆる法人向けっぽいですよね。

ウォーターサーバーの水は防災に役立つの?

ウォーターサーバーの水、確か1本12リットル入りが主流(重そう・・12kgだよ)で、大概は2本セットでの発注単位になってます。
私もレンタルを検討しましたけど、実行は保留しました。

12リットル入りの水は、自宅に在庫して置けば、いざと言う時に使えるという触れ込みもありましたが、だから避難所に行くでしょ危機の場合は。
誰が使うのって話ですよ、そんな危機的な状況において。
持ち運ぶにしても、12kgの水を持って移動しますか、緊急時に。

水の配給がある時、ウチはウォーターサーバーの水が在庫してあるから必要ないですって話、聞いたことないです。

ただ、これに限っては、在庫してても黙ってる方が得策ですね。
そういう意味ではアリかもしれませんけど、自宅が破壊されたら使えない可能性もあります。

12リットルが2本あっても、あっという間に無くなります。

防災に乗じてウォーターサーバーのレンタルを促すのは、ちょっと違いますね。

避難所生活であると便利なもの

先ほどの防災セットの中から、避難所生活にあると便利なものは、いくつかありそうですよね。

個人的には、

  1. ソーラー多機能ラジオライト
  2. アルミブランケット
  3. エアーまくら
  4. アイマスク
  5. 耳栓
  6. 水のいらないシャンプー
  7. レジャーシート
  8. 備蓄用カイロ
  9. マスク

ぐらいですかね。

別途、常備薬とか、着替えとか、ティッシュにタオルとかも要るかなあ。
女性が必要なものもね。

避難所に持って行くべきかどうか迷うもの

  • 財布
  • 身分証明
  • ちょっとした食料や飲み物

想像が付きません・・。

防災グッズについてまとめ

家族構成によって備えるものも違ってくるし、何より、実践的な情報が少ないので判断が難しいですね。

飲食料の自宅での備蓄についても、千葉の某所のように、停電で1週間以上も自宅に電気が通らないというケースも想定するとなると蔵が必要ですよ。

災害対策って難しいですけど、情報は集め続けたいですね。

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