時としてサイト運営の切り札であり、また一方では自分のサイトを窮地に追い込む・・。
それが中古ドメインです。
オールドドメインとかユーズドドメインとか言われますけど、誰かが既に取得した過去があるドメインです。
ここでは便宜上『中古ドメイン』で統一しますが、今回のテーマは、私が初めて中古ドメインを取得した際の、
- 検索方法(選び方)
- 評価方法
について書いてみますね。
中古ドメインに興味があるブロガーやサイト運営者の参考になれば幸いです。
中古ドメインを取得したきっかけ
ここはサラッと流します。
このページに辿り着いた方の目的は、きっかけを知りたいわけではないことは、十分に分かってますので(汗)
くどくない記事を標榜していますので、ご安心を。
えー、単純に使ってみたかっただけです。
一時期、SEOのトレンドじゃないですけど、バックリンクが大きく影響している時に、猛烈に中古ドメインの利用が流行ったんですよ。
それに便乗しただけって話です。
おしまい。
詳細は、これからです。
中古ドメインの探し方
中古ドメインの探し方は、大きく3つの選択肢があります。
- 自分で探す
- 中古ドメインを販売する業者から購入
- ドメイン登録事業者のサービスで購入
どれを選択するか迷うと思いますけど、私の場合は、自分で中古ドメインを発掘しました。
自分で探す
自分で探した理由は、目利き(評価やノウハウ)経験を積み上げたかったからです。
時間もほどよくありましたから、自分でやってみようと考えたまでです。
そのかわり効率はめちゃんこ悪いです(汗)
ハズレを引く確率も高いです。
現に9割以上の中古ドメインが、サーチコンソール上で
という事態を招いてしまいました・・・あはは(空笑い)
【自分の探し方】
概要としては、中古ドメイン情報がたくさんあるサイトから候補をピックアップして、1個ずつ吟味する方法です。
1.中古ドメインが一覧できるサイトにアクセス
期限が切れていて入手可能なドメインや近々期限が切れそうなドメインを集めているサイトです。
いろいろ揃ってます。
入札しない中古ドメインのセリ市場みたいなもんですかね。
Deleted Domains | Available Domains you can purchase right now!
グリーンで書かれている「available」は、入手可能つまり購入できますよという意味です。
絞り込み検索するにはログインが必要なので、使用頻度が高くなりそうなら無料アカウントの取得をしておいた方が良いです。
私は既にアカウントが破棄されてました(汗)
長い間、ログインしてなかったからでしょうか・・。
2.取得したいドメインを絞り込み検索
何しろリストに掲載されているドメインの数は、3億個を超えてるんで、絞り込みは必須です。
絞り込みの基本条件は以下のようにしていました。
- .comに限定する
- 期限切れして1ヶ月以内
- バックリンクは10以上
- 運営歴は5年以上
期間などは微調整したりします。
ドメインは出来れば意味のある文字列だったり、数字やハイフンは避けたり、長すぎたりしないとか好みで。
そうやって絞り込んだら、どんなコンテンツに使われていたのかを見ます。
3.過去の運営状況を見る
良さげなドメインを10個か20個ぐらいピックアップしたら、過去に、どんな使われ方をしていたかを見ます。
Internet Archive: Wayback Machine
とある「.com」ドメインを例として挙げていますが、運用歴は十分です。
肝心のコンテンツですが、2015年当時は、こういう感じでした。
クルーザーで釣りを楽しむ的なね。
ところが2018年にアーカイブされている運営状況はコチラ。
中国語で埋めつくされています(汗)
読めません・・・。
ちなみに2016年と2017年はアーカイブが不十分で情報が取れませんでした。
こんな感じで地味にチェックしていきます。
4.取得価値ありと判断したら購入
かなり端折ってますけど、流れとしては前述の通りです。
価値ありと判断して購入する意思があれば、日本国内のドメイン登録業者から購入します。
国内のドメイン登録業者とは、
- お名前.com
- バリュードメイン
- ムームードメイン
というお馴染みの業者さんですね。
自ら探す場合の中古ドメインの価格は定価です。
中古ドメインを販売する業者から購入
優良な中古ドメインを探索して独自の評価基準をクリアしたドメインだけを販売している業者から購入することも可能です。
価格は高めです。
世界中の中古ドメイン販売業者を相手にコストをかけて集めていますから、価格に反映されるのは当然です。
自分で探すより遥かに楽ですし、品質も安定しています。
業者の中でも評判にはバラツキがあるので、業者さん選びに迷うというデメリットもありますね(汗)
ブロガー仲間とかの口コミで優良業者さんを紹介してもらう方法が確実です。
もっと欲を言えば、ウェブ系セミナーやSNSを通じて、業者さんと顔見知りになっておくとイイかな・・・・。
人脈がモノを言う感じです。
ドメイン登録事業者のサービスで購入
代表例で言えば、お名前.comのドメインオークションサービスです。
ドメインオークション – 中古ドメインで集客効率UP|お名前.com
取れたらいいなあって、待ちの姿勢を取る方はどうぞ。
オークションなので価格は吊り上がっていきますが、身元確かな業者さんなので、ボッタクリは無いかなと。
ただしドメインには絶対の品質はあり得ないので、それだけは忘れないようにしてくださいね。
中古ドメイン取得後はサテライトサイトで使用する
中古ドメインの用途は、ケースバイケースですが、主にサテライトサイトで使われる事が多いです。
メインサイトに向かってリンクを送る役目のサイトですね。
一昔前はバックリンクがSEOの決め手みたいなところがありましたから、めちゃんこ流行りました。
今でも効果はあるかと言えば、ゼロでは無いというレベルですかね。
もうSEO事態が混迷して、多分、Googleも試行錯誤が顕著なんだと思いますよ(汗)
サテライトサイトに中古ドメインが使用される目的は、ぶらさがっているリンクが欲しいんですよ。
メインサイトから言えば、リンク元のリンク元ですね。
孫請け業者のポジションと言えば分かり易いでしょうか。
つまり、いかにメインサイトに直接的あるいは間接的にリンクが得られているかが決め手だったんですね。
だから絞り込み検索で、バックリンクの数を最低10以上としたのは、そうした理由からです。
メインサイトに使用しても問題無し
中古ドメインをメインサイトに使用しても構わないです。
サテライトサイトに使わなければならないという義務はありません。
よく言われたのは、商標サイトですぐにでも結果が欲しい時は中古ドメインで運用ってパターンです。
ドメインは運用歴長いし、リンクもある程度ぶら下がってる、しかも商標キーワードは攻めやすい時があるという状況で、即効性があるとして推奨しているマーケッターは多かったですね。
私はやりませんでしたけど(汗)
中古ドメインに関するまとめ
中古ドメインは、
- 自分で探す
- 中古ドメインを販売する業者から購入
- ドメイン登録事業者のサービスで購入
によって取得可能です。
自分で検索して探す場合は、
- 中古ドメインリストからピックアップ ⇒ Deleted Domains | Available Domains you can purchase right now!
- 絞り込み検索をして取得候補リストアップ
- リストアップした中古ドメインの過去の運営を見る ⇒ Internet Archive: Wayback Machine
- 使えそうなら購入
というやり方です。
中古ドメインは無理して使う必要はありません。
あくまでも参考程度にしておいてください。