90年代にネットで出会い結婚に至った経緯

今でこそ、ネット上で婚活サイトを利用した婚活は当たり前になってます。
結婚目的でなくても、恋愛関係への発展を求めて、いい人探しの意味で婚活サイトに登録する人もいますよね。

SNSも人との出会いはありますが、これは婚活とか恋愛を前提にすると、なかなか難しいかもしれないです。
決して可能性ゼロでは無いですが目的が多彩なので、婚活するなら専門サイトの利用が近道です。

実は私は、今の奥さんとはネットで出会いまして、結婚に至ったクチです。
これを話すと、ほぼ驚かれますし、興味津々に聞いてこられることも多いです。

関心を示すのは圧倒的に女性が多い気がしますね。

そんな成功体験を持つので、需要があるかどうかわかりませんが、ネット婚を果たした経緯を手短に書いておきたいと思います。
婚活中の方の参考になればうれしいです。

無料のメル友募集掲示板がきっかけ

1997年でしたか。
個人がメールアドレスやホームページを所有することが珍しかった時代で、所有していればステータスみたいな、今では考えられないような風潮でした。

『メールやってます』

というだけで「すごい」「うらやましい」と言われてました。

インターネットは電話回線でモデムの「ピーヒョロロロ~」なる音を聞きながら通信速度は34.4kbpsの環境。
午後11時からは「テレホタイム」と呼ばれ、定額料金でインターネット使い放題のサービスは必須でした。

そんなネット環境の中、メル友を探す掲示板が多数存在していました。
今のようにアカウント登録せず、掲示板に投稿してメールアドレス欄にメールアドレスを入力しておくという、セキュリティもへったくれもない平和仕様。

掲示板は、

  • 地域版
  • 目的別
  • 2ショットチャット

などカテゴリ分けされている事が多く、私が登録したのは地域版でした。
利用は無料です。
多分、広告も課金オプションも無かったような・・・。

こんなザル掲示板で、トラブルの経験が全く無かったのですから、平和なネット社会だったんですよ。

メール交換に飢えていたユーザー

「メールアドレスを取得したら誰かとメールしなければ時代遅れになる」
「メール交換がめっちゃ楽しい」

いつの時代も、そんな煽り情報は飛び交ってまして、まあ、はっきり言って男女ともにメールアドレスの交換のハードルは低かったですね。

登録した瞬間、女性からのアプローチがありました。
しかも毎日最低1通は届くんですよ。
たった1度の掲示板投稿でですよ。

当時は詐欺メールとか売り込みメールとかも無く、ほぼ100%本人が送信したもの。

プロフィールは文字だけですけど、意識高い系も居なければ、海外で自由に仕事したり仲間とパーティーしてという香ばしい物語を綴る人もいません。
普通の態度で対応すれば、何もしなくても返信が届いたり、何往復も続いたり楽しかったんですよね。

映画「ハル」の影響

映画で「ハル」という作品があります。

深津絵里さんと内野聖陽さんが主演で、故森田芳光さんが監督です。
メール交換をきっかけに、お互いが顔も知らずに恋に落ちていくラブストーリーです。
この映画がまさに当時の状況を見事に反映しています。

お暇なとき、ご覧になってみてください。
最後のシーンはいいですよ。

また、ユーガットメールというトム・ハンクスとメグ・ライアンが出演した映画も、まさにメールから恋愛に発展する物語で、掲示板投稿のタイトルに、どんだけの「ユーガットメール!!」と書き込まれていた事か(汗)
原題は「You’ve Got Mail」で、翻訳すると「メールが届いています」なんですけど、訳を知らずに使ってる人が多いので、ちょっとおかしかったです(笑)

だって投稿するタイトルが「メールが届いています!!」ですよ。
もう意味がわかりません。
男性が多かったですね、女子受けを狙って。

多分、反応無かったと思います・・・。
大体キモい内容でしたから。

そうそう、他人が投稿した内容も全て見れるので、「これじゃ誰も相手されないな」的な投稿を見て、役立てたりしました。

投稿の賞味期限

掲示板投稿後は、メール交換の申込はたくさんありますけど、ほとんどは1往復で終わる事も多くて、1ヶ月ぐらい続く方も稀に居ました。

毎日メールする人もいましたし、一週間に一回程度の人もいましたね。
途中からピタッと止まる人、ご丁寧に断りを入れてくる人と、ホントに様々な人がいて面白かったです。

メールの交換回数と相性の相関関係は何とも言えません。

稀に同性からのアプローチもありましたね。
大抵は間違って送信してるだけでしたが、最悪なのは名前だけ変えて文面は全く同じというヤツ。
誰に送ったのか完全にわかってないから、定期的に届いてましたね(汗)

奥さんとのメールの交換頻度は1週間に2.3通でした。
ものすごく丁度よかったんですよね、タイミングも文面も。

無理なく続けられたという点は、ポイント高かったです。

1ヶ月後に初めての顔合わせ

元々は暇つぶし程度にメールのやりとりが楽しめる相手を探していたので、実際に街中で会う約束まで辿り着いたのは1割以下だと思います。
その中でも結局、都合が付かなくなったとかで事前キャンセルも多くありましたけど、特に怒りも凹みもなかったですね。
異性に対してガツガツしてたわけじゃない内向型の草食系男子ですから。

だから今の奥さんと会ったのは奇跡的なもんなのです。

初メールから1ヶ月後だったと記憶してます。
同一県内でしたが、お互い離れたところに住んでいたので、距離的に中間地点で落ち合うことにしました。
意外とトントン拍子で会うことになったと記憶しています。

初めてのメールのやり取りから違和感なくて、メール交換の間隔とか文章量とかも受け入れやすくて、比較的良い雰囲気だったので警戒心は無かったですね。
奥さんの方は多少の警戒心はあったでしょうけど、第一印象は、

『ヘンな人じゃなくて良かった』

ということでしたから、まあ、及第点ってところですかね(汗)

ただ時期が悪かったんです。
冬真っ盛りで、風も強く気温も下がり気味で、ふたりでガクブルして携帯で通話しながら落ち合いました。

顔写真とか交換せずに会う事になったので、ガラケー片手に捜索です、お互いに。
そこでようやく「初めまして」なんです。
今のほうが「初めまして」までのハードルは格段に低くなってますよね。

だから「ヘンな人じゃなくて良かった」という第一印象で、私としてはホッとしたんです。

2時間ほどで解散

奥さん、体調不良だったんです。
電話口では気付かなくて、顔合わせてから声が枯れ気味で、とうとう出なくなってしまったんです。
ノドが腫れたような声にならない声で、結局、咳もひどくなって早々にお開きに。

本人曰く、なんとかなるだろうと思っていたとのこと。

後日メールが届いて、日を改めてということになり、順調に交流していきました。
まだこの時点では交際ではなくて交流です。

交際スタートの時期

正式な交際のきっかけは無いんです(汗)
はっきりと告白したわけじゃなくて、もう自然と一緒に何かしようとか、一緒にどこかに行きたいとか、ともかく自分だけじゃなく2人で考えるようになってました。

何もかもが居心地良かったんですよね。

信じられないかもしれませんが、ケンカとか揉め事とか一度も無いんですよ。
これは自分でも不思議です。

多分、奥さんの方が懐がデカイから、円満になっているだけだと感じています(汗)

同一県内にお互い住んでいるとは言え、車で2時間ほどの距離が離れてましたから、プチ遠距離恋愛だったわけですけど、週末はほとんど一緒に過ごしました。
私はワンルームマンションで、奥さんは2DKのアパートに一人暮らしでしたから、私が行く事が多かったです。

広い部屋が居心地良かったんですよね。
あと、夕食には手料理を振る舞ってくれたり、朝食用にパン屋さんでパンを買っておいてくれてたりとか、何も言わずにもてなしてくれた事が嬉しかったのです。
だからせめて自分が交通費とガソリン代と移動時間ぐらいは負担しなければと。

うちに来るとなった場合は、電車で通ってくれました。
もちろん帰る時は、私が車で送り届けました。

当然です。

そんな生活は3年ぐらい続きましたかね。

財布事件

週末は高速道路を使って、奥さんの家に通っていたわけですが、ある帰宅途中、たまたまパーキングエリアで休憩している時に電話がなりました。
既に複数回の着信が記録されていました。

掛け直すと、

「財布、わすれてるよ~」

明らかに悲しそうな声で言うのです。

なんと奥さんの自宅に、なぜか財布を置きっ放しにしていたんです。
あまりそういうポカは経験がないことが自慢だった私ですが、これには参りました。
ある意味で高速道路に無賃乗車です・・。

最寄りの料金所に事情を話てUターンさせてもらって戻ることを伝えると、

「今、向ってる」

と言うではありませんか。
コンビニの駐車場かわかりませんが、運転しながらの電話は絶対にしない人だったので、向ってると言われてびっくりです。

私は料金所まで車を走らせて、安全な場所で停車して待つことに。
しばらくするとニコニコした奥さんが財布を持ってきてくれました。

「もう、どうしようかと思ったけど連絡が取れて良かった~」

と私を攻める事もせず、恩を着せることもなく「じゃあ、またねー」と帰って行ったので、この人柄に打ちのめされましたね。
尊敬レベルでした。

プロポーズの言葉

ドラマやバラエティなどで、プロポーズの話題が出ると

「私はプロポーズされてなーい♪」

とか、ニヤニヤしながら言われます。

私は直立不動で「申し訳ございません」というしかありません。
更に娘から「パパ、だめやねー♪」と被せてきますので、二度目の「申し訳ございません」がお約束となっております。

ふたりで本屋に行った時に、何気なく結婚情報誌のゼクシィを奥さんが読みたいと言うので買って、時にフラッと模擬結婚式に行ったりして結婚に向かっていきました。
んーこれは奥さんの作戦だったのか・・。

奥さん曰く、プロポーズのシチュエーションとしては、東京ディズニーリゾートで私がひざまずいて指輪ケースをパカっと開くような、ド定番の方式が良かったそうです。

頭が上がりません!!

2002年にゴールイン

平成14年ですね。
結婚式と披露宴は、奥さんの実家に近いホテルで執り行いました。
コチラの一族総出で娘さんを迎えに来ましたよという、相手方への意味も込めて乗り込んだわけです(笑)

単に私サイドの親族は、披露宴と観光の一挙両得を狙っただけなんですけどね。
私の住まいの地域は観光資源に乏しいですから(汗)

新婚旅行は東京ディズニーリゾート

当初の通り、東京ディズニーリゾートを新婚旅行先に選びました。
海外はまるで眼中になかったです。

宿泊したのはホテルミラコスタ。
いいホテルです。

お陰で今でも東京ディズニーリゾートへの旅行が、家族の一大行事となっています。
めっちゃ旅行代金必要ですけど、関係ないっす。
夢の国で、お金の事は言っちゃダメです。

インターネット予約も無ければ旅行代理店も扱いが少なかったので、電話とFAXで直接、ディズニーリゾート側へ申込をしました。
よく予約が取れたなと思います。

10月のハロウィン時期で、気候も丁度良かったですよ。

まとめ

ざっとした流れを書きましたけど、こんなテーマ、だれが読んでくれるのやら(汗)
婚活の役に立つかどうかは不明ですが、どこか参考になれば嬉しいです。

ネットで出会って結婚に至るのは、昔と違って今の方が確率はグーンと高くなってるはずです。
しかし一方では、相手に対する希望や理想ばかりを追及して、本質を見失っている人も居そうな気はします。

プロフィールばかりに気を取られず、人間性や価値観の共有性を見る事を忘れずに。

Twitterで知り合いにお伝え下さい(^-^)
error: 右クリックはコピーガードのため禁止しています !!