イクメンという言葉も、もはや鎮火気味の今日この頃。
更に「イクメン」と「子育てパパ」の区別が未だにつかない私ですが、
イクメンとは、日本語で子育てに積極的に関与する男性を指す俗語である。
に対して、子育てパパには定義が見つかりません(汗)
勝手に「生まれたてから社会人になるまで舐めるように子どもに向き合う父親」とすることにします。
さて、相変わらず子育ての環境が厳しいという声も多数ありますね。
一方では、こんなこともあります。
少子化が叫ばれている中、昨日、娘が
娘「そういえば(クラスメイト)Aくん、兄弟が増えたみたい」
私「(3人目ぐらいかな・・)へー、何人目?」
娘「7⃣人目?」まさか予想の倍を上回るとは・・。
— 福岡覧斗@テレワーク歴10年超 (@sepianblue) August 29, 2019
想像出来ないよ、現場が(汗)
子育てパパとして実践し続けたこと
5つに絞るのはきつかったです。
全部が全部、無駄な事は無かったですからね。
それでも絞りまくって捻出しました。
あくまでも選りすぐりの5つということで、ランキングではありません。
実践して良かった怒らない子育て方法ベスト5
- 保育所への送り迎え
- お風呂
- 質問はとことん聞いてしっかり答える
- 育てる意識を捨てる
- 毎日笑わせた
1つずつ持論ではありますが、実践したことを書いていきたいと思います。
保育所への送り迎え
5年間続けました。
奥さんは通勤場所が反対方面なので、泣く泣く私に託したのですが、これが最高でした。
片道20分のドライブですけど、いろんな話ができまた。
保育所の行事の事がほとんどですけど、冬になるともっぱら「サンタからのプレゼント相談」が中心に。
アレが欲しいとか、コレはどうかと、娘は、私がサンタと連絡がとれると思っていたので、私に相談するんです。
ブローカーですよ(汗)
いろいろと具体的な商品名が出るたびに、頭の中で暗算です。
全て叶えました。
サイフが寒くなったもんです( ;∀;)
お風呂
乳児の時から、お風呂は私が担当しました。
手のひらが小さい奥さんだと、頭を洗う時に耳を塞ぐことができないんですよ。
私が寝込んだ時はピンチヒッターとして入浴をお願いしましたが、小学校3年生まで、一緒にお風呂に入ってました。
お風呂で一番人気なのは、石鹸の泡で作るシャボン玉です。
手を泡まみれにして、OKサインの形にして、人差し指と親指で作る輪っか部分に幕が張りますから、そっと息を拭き続けると、ふわーっと大きなシャボン玉ができるんです。
そのシャボン玉を、これまた泡まみれの娘の身体に引越しさせる遊びがブレイクしました。
すぐにパッと消えるので、私も慎重に作りますし、娘も緊張感が伝わるのかジッと待ってます。
繰り返し失敗するのですが、何度も挑戦することで、達成した時の喜びがたまらないんですよねー。
もっと要領よくできる方法があったかもしれませんが、何度もやる姿勢をみせたことで、娘も何度もやれば出来る事があると学んでくれたようです。
そんな遊ぶことしか考えなかったので、いつも長風呂になりました(汗)
質問はとことん聞いてしっかり答える
私自身が子どもの頃、親に質問をしても「忙しいから後で」「自分で考えなさい」と言われることが多く、結局、あまり答えてくれなかった記憶があります。
知らないなら知らないって言えば良いのに、なんて思いながら、嫌な気分になったものでした。
その経験があったので、娘が積極的に「あれ何、これ何」と質問が多くなってきたとき、
- 全部答える
- わからなかったら後で必ず答える
- 忙しいからという理由で絶対に質問を遮らない
- わかりやすい言葉に変換して答える
- 納得するまで付き合う
この5つを実践してきました。
こっちも頭を使いましたね、解釈できる言い回しにする必要がありましたから。
しかし、所詮は子どもなので、難しい質問はほとんどなく、時間もそれほど取られるわけではありませんでした。
質問を聞くことで新しい発見もありましたしね。
娘は現在は中一(2020.5.20現在)ですけど、今でも、気軽に質問してくれます。
まだ思春期の気配を見せてないですし、本人も、
「反抗期とか思春期とか無い自信がある(`・ω・´)」
と謎の宣言をしてるぐらいですし(話半分にしてます)、その日の出来事は全部話してくれるので、信頼はしてもらえてるのかなという感じはありますね。
育てる意識を捨てる
「育てる」なんて、おこがましいにもほどがあると思ってます、今でも。
私は、そんな大したことも無し得てないですし、ちっぽけな存在です。
そんな程度なのに、子どもが生まれた瞬間に、
「父親として・・」
なんて背伸びしたって、ちっとも良いことありません。
40年以上を生きてきて、自分の過去にキズが付いてることもないですから、そこそこ学んだことは伝えられます。
ただ、それだけ。
ぶっちゃけて言いますと、娘と一緒に遊んで暮らしただけです。
毎日笑わせた
「育てる」意識を捨てることから派生してるんですけど、毎日、最低1回は笑わせてました。
もう、お気に入りの遊びをトコトンさせるだけでも笑いますから、笑わせのハードルは低いので難しくないのです。
例えば、目をつぶってのアルプス一万尺とかで、手と手が合わなくてグダグダになっただけでも、娘は大爆笑してました。
1日5回から10回、ほぼ毎日続いた時期もありましたけど、私は全部に付き合いましたよ。
そのうち、アルプス一万尺と言うだけで笑い出してましたから、それがまた面白いという良い連鎖が起こったりしました。
まあ最近は、笑いのハードルが高くなってるので、困ってますけど・・(汗)
子育ては難しいけど・・
こんな風に遊びながら、ルールはしっかり守るとかを身に付けさせていっただけなので、育てる意識はほとんどありませんでした。
頭ごなしに言ってもダメなのを、子どもの頃に体感してますから、それは絶対に避けましたね。
子育ては確かに難しい部分はありますけど、難しいからこそ「厳しく躾ける」なんてあり得ないです。
躾って言葉が嫌いなんです。
上からの押し付けのニュアンスがありますし、ドイツ語での躾(die Zucht)は動物の調教や訓練の意味とも同じですから、使いたくないんです。
更に聞きたくないのが「躾のためにやった」という虐待親の定番セリフ。
あー腹立つ!!
怒らない子育ての結果 まとめ
怒らない子育ては、全てを水に流すという意味ではありません。
- 感情に任せて声を荒げない
- 自分たちの常識を押し付けない
- 思い込みだけで責めない
- ペナルティを与えるだけにしない
- 子どもの声を軽く流さない
これを含めて、怒らない子育てだと解釈しています。
今後も「育てる」意識は持たずに、子どもと向き合っていきたいと思います。
これがウチのやり方です。
セミナー講師の依頼、お待ちしています(笑)