今年の4月に、20年以上契約していたドコモから楽天モバイルへMNPした事の感想は記事にしました。
そして昨日、同じように20年以上に渡ってドコモと契約していた奥さん、あまりにも長期契約者を放置プレイし過ぎだと言って、これまたMNPで転出手続きをしました。
転入先は地元九州電力系のQTモバイルです。
2019.10.3追記:某ASPを通じてQTモバイル広告の提携申請しましたが却下されました(汗)
思い切りジモッティーなMVNOですが、私は今回、何も意見せずに奥さんの様子をずっと見ていました。
いろいろな発見がありましたね。
どういう発見だったのか、奥さんの行動を振り返ってMNPの転出とQTモバイルへの申込の様子を綴ってみたいと思います。
格安スマホや格安SIMについては、料金があーだこーだの記事ばかりで食傷気味だったので、慣れない人がMNPをする様子を記事にするのも良いかなと思った次第です。
MNPの大まかな流れ
MNPつまり電話番号を変えずに回線契約を他社と結ぶ流れを書いておきます。
ドコモからQTモバイルへの切り替えを前提に書きますが、ほとんどのケースで同じような手続きになります。
- 転出元でのMNP手続き(予約番号の取得) 各社で説明あり
- マイページなどの会員サイト
- 店舗の窓口
- 電話
- 転出先(新規契約する回線事業者)に予約番号を申告(方法は各社サイトに記載あり)
- SIMカードが届くまで待つ
- SIMカードが届いたら開通手続きを実行
- 新規契約先の回線で運用
おおまかにはこれだけです。
手数料等は後日、それぞれの会社から請求されますので、店舗以外は現金の必要はありません。
ちなみに今回のMNP費用ですが、ドコモではMNP転出料として2,000円が徴収されます。
QTモバイルでは事務手数料が毎月の費用の他に必要になります。
店舗でのMNP手続きは、待ち時間がめっちゃ長いと思いますので、電話か会員サイトなどネット手続きが便利です。
予約番号取るだけで長時間待つなんて時間が勿体ないです。
MNPのメリットデメリット
我々のようにキャリアから格安SIM回線業者(MVNO)へ切り替える場合において、電話番号を変えずに済むメリットとしては、
- 連絡先を携帯番号にしている場合に更新の必要が無い(学校、金融機関、その他会員情報とか)
- 慣れ親しんだ番号だから使いやすい(覚えてるしね)
- 何より「電話番号変わりました連絡」が必要ない
この3つはデカイですよ。
デメリットとしては、
- キャリアメールアドレスが使用不可(ナントカ@docomo.co.jp)
- 手続きのハードルが高いと感じる人がいる
- MNP転出料と事務手数料が必要になる
というぐらいではなかろうかと・・・。
契約更新月に手続きすれば、契約解除料はかからないので、更新月はMNPのチャンスですね。
ドコモの場合、契約更新月当月を含めて翌々月までの3ヶ月間で、解約しても解約手数料が無料になりました。
大体、契約解除に手数料を徴収するってことが、何ともモヤモヤする仕組みですよ。
初めてのMNP切り替えで戸惑うポイント
奥さんの行動を観察していてのことですから、全員に当てはまるとは限りませんが、これからMNPで他社に乗り換える際の参考になれば幸いです。
私は手伝いたかったですけど、何とかガマンしました(汗)
ではここから、手続きで迷ったり、戸惑ったりしたポイントを箇条書きしていきます。
- MNPで乗り換える会社選び
- MNP手続きの流れを理解
- マイドコモ(会員サイト)のログインID等を探す
- マイドコモのMNP手続きページを探す
- MNP手続き方法が書かれているページを探す
- 本人確認書類のアップロード方法
- 持っているiPhone6s用のSIMカードサイズ調査
主にこの6つではありますが、手続き操作自体は30分もかかってないです。
その前に乗り換え先の検討やMNPの仕組み、手続き方法を理解する事に半日かかってますから、クチコミや比較サイトを複数見て回って深追いすると決まらなくなります。
普段の生活で、目や耳から入った2社か3社に絞って比較していくといいかも。
キャリアからMVNO(格安SIMや格安スマホの販売業者)への乗り換え以外は、極端に月額料金は安くならないですからね。
パソコンからのネット手続きでしたが、全体に渡って操作が怖々でした。
キーボード入力やマウスの操作に慣れてないということではなく、初めてのことで、一字一句確認しながらですから、次の画面に移るまで慎重になるんですね。
これは仕方のないことかもしれません。
スマホでMNPの手続きをしたことは無いのですが、スマホだと面倒臭そうですね。
こういう時はパソコンを使ってタブブラウジングの方がやりやすいなと思いました。
MNP手続き直後から電話できないと勘違い
予想していた事ですが、MNPの転出手続きをして乗り換え先の業者に申し込んだところで、ようやく質問がきました。
「もう電話できないの?」
手続き終了とともに通話ができないと思ったようです。
新しくSIMカードが届くまで、持っている電話番号はどこが管理するんでしょうね、それが現実だと(汗)
奥さんには、新しくSIMカードが届いて開通手続きをするまで、これまで通りの端末で通話が出来ることを説明すると納得してくれました。
ただし、その間に必要なデータはパソコンに移動させたりする作業をしなければならないことも伝えました。
画像系は既に移動済みです。
後は登録している電話番号ですけど、まあ、既に連絡をとっていない相手もいるらしいので、整理整頓の機会になりますね。
まとめ:MNPは難しくない
結論、MNPは難しくは無いです。
今回、奥さんの手続きの様子を見ていましたが、
- 初めてだから手続きや仕組みに戸惑う
- 各社の乗り換えキャンペーンなど選択肢が増えると面倒くさい感情が出る
という面がありました。
それは誰でも通る道なので、避けようがありません。
そもそもMNPは滅多にない作業ですから、戸惑って当たり前なんですよ。
MNPのやり方を書いてるブログはたくさんあって、しかも長文が多いですから難しいように見えますが、行う作業自体はネットなら簡単です。
奥さんのパソコンでの手続き作業は、ぎこちないながらも30分もかかっていません。
事前に転出先の情報を得たり、MNPの手続きページを探したり、MNPの手続きの流れを把握したり、クチコミや比較サイトを見たりする時間の方が、圧倒的に多かったです。
料金比較やSIMカードの容量検討も見過ごせないですけどね。
今回のMNPでは回線だけ乗り換えで機種変更はしていません。
ガラケーとiPhone6sの2台持ちからiPhone6sに集約しただけです。
MNP転入先のQTモバイルでの運用がスタートしたら、通信の状況などを追記したいと思います。