上場企業製造子会社の実態を就活生と転職希望者に捧げる

就活生の方、転職活動中の方、どちらも、ご苦労様でございます。
10月に入ると1日には、様々な企業で来春入社予定の学生を集めて、内定式というものが執り行われるそうですね。
そんな時代になったんですねー。

変わる内定式、取りやめも ニトリは内定者がプレゼン  :日本経済新聞

意味が無いとして取りやめる企業もあるそうですが(汗)

1990年代、1人あたり求人が10社という時代にサラリーマンになった、ぬるま湯の就職活動経験しか無い私としては、会社員も今は高嶺の花なのだと認識させられます。
来春の入社式まで、どうかご健康でありますように。

さて今回のテーマは、主な就職活動が大学の就職指導室で求人ファイルをめくるだけだった私が、上場企業の製造子会社の一面を暴露していくというものです。
元会社員となってから10年以上が経過しますが、当時の事を思い出しながら、製造業界の片隅を知って頂けたらと思います。

テーマの題材モデル企業は元勤務先

まず、私が会社員として働いていた勤務先について、オブラートに包みながら話しておきたいと思います。

東証一部上場の誰もが知っている総合建材系メーカーの子会社でした。
まあ、そこのブランドだけで家を作れます、というぐらいの商品力、知名度、信頼度、歴史のある会社です。

創業者も超有名人です。
当時は漢字の社名でしたが、今はカタカナになってます。
途中で再編とか、いろいろありまして、子会社から孫会社になりました。

何度か社名もコロコロと変わりましたが、元勤務先は現在も存在しています。
事業も縮小されて、従業員数も在籍時の4割程度になっているようです。

モノ作りの会社ですね。
自社工場で製品を作って出荷するというのが主な事業です。

給料いくら?

えー勤続14年の手取りは14万円でしたー。

始業は8時、就業は17時、休憩は45分です。
始業時は毎日のように部署単位で朝礼を行い、社歌と社訓を唱えるという活動がマストでした。

手当てについては、役職手当、交通費、休日出勤ぐらいしかありませんでしたね。
住宅補助、資格手当、出張手当って何ですか?

新入社員時代、出向を命じられると二度と戻れないというウワサがありましたが、本当でした。

福利厚生については一応社員食堂がありました。
オシャレなレストラン調をイメージすると後悔します。
メニューも肉体労働者が好まれるような品揃えですから、数少ない女性社員は、ほぼ全員が弁当持参でした。

残業代は出るか?

入社当時は気前が良くて、上限はありませんでした。
だから、とことん働かされました。

そのうち30時間が上限となって、毎週末は組合の人が各部署を回って、

「残業はせずに帰ってくださーい」

という、煩わしい風習が生まれてしまいました。

今の時代だったら残業などせず、真っすぐに自宅に直行して副業に心血注ぎますね。
それがオススメですし、収入の柱は複数持つべしです。

社風は先進的か保守的か?

先進的であるワケないじゃないですか。
歴史と伝統ある会社ですよ。
電灯も売ってますけど。

ともかく社名やブランドが邪魔をして、ものすごく硬直的な社風でした。
今も変わらないと思います。

毎日毎日、変化の無い仕事を黙々とやるんです。
何か変わったことをしようとすると、誰もノッてこないような、滞留した社風でした。

社長をはじめ役員は親会社からの出向社員のみです。
つまり生え抜きの最高位は部門長なんですね。

その部門長も時として本社の人が就任するので、まあ、生え抜きの出世なんてたかが知れてます。

会議も長いし部署間の壁もありましたね。
横断的なチームを編成して何か問題を解決するなんてことも一切、ありませんでした。

ぶっちゃけオススメか?

まあ、誰が好き好んで、就職や転職の第一希望を製造子会社にするのでしょうか。

私も未だに後悔していますよ。
地元の優良企業であり、今後は拡大も期待されるというウワサを信じたのですが、蓋を開けるとって感じです。

甘かったんです、就職するという事に対して、働くという事に対して。

オススメかどうかで言えば、オススメはしません。
ぜひ、本社勤務を狙ってください。

全ての子会社がそうとは言い切れませんが、少なくとも親会社の影響は強く受けます。
特に製造工場の場合は、製品の発注は親会社が出すことになるので、営業部隊もいませんから、とにかく数をこなすという姿勢になりがちなんです。
お客目線がどうしても欠けます。

部品調達などは子会社が担当しましたが、稀に親会社の意向が反映されることもあるので、完全に裁量が与えられるわけではありません。

就活する時に気をつけるポイントは?

生ぬるい就活の経験しかないので、就活ノウハウについて述べることは出来ませんが、名前や企業規模で選択することだけは止めておいた方がいいです。
大企業のネジとして生きるのか、それとも早くから中枢の一角として加わって能力を発揮したいのか、どのポジションに付きたいのかを念頭に、志望する企業を選択してください。

それから条件面、待遇などを見ていくと良いのではないかと思います。

いきなり条件や待遇を見ると「思ってたんと違う」ということが、高確率で起こる可能性があります。
組織の論理は必ず付いて回りますから、100%の希望が叶うことは無いと理解していても、現実を目の当たりにするとキツイものがありますよ。

まとめ:能力を発揮できる環境を掴む

仕事をするって、そういうことだと思います。
付随して「お客さんのため」「世の中のため」になります。

そして自分に富と徳が帰ってきます。

がんばってください。

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