賃貸住宅で火災保険料を抑える3つの要点と契約の話

我が家は賃貸アパートです。
新築物件に入居してから、ずっと契約更新をし続けで、今では全入居者の中で最も古い契約世帯となりました。

立地ヨシ、治安ヨシ、通学ヨシ、医療・商圏ヨシと環境が抜群に良くて、離れられなくなりました。
しかも家賃は一切の値上げ無し。
途中、消費税の引き上げが2度ありましたが軽微なもので、目立ったのは管理が500円上がった程度です。

またいずれは更新時期を迎えますが、退去の予定はありません。
買取りたいぐらいの気で住んでいます(笑)

余談はこれぐらいにして本題に突入します。

賃貸住宅でも火災保険は契約できる

一応、2級FP技能士の資格を持つ身なので、よそ様の世帯よりは保険に詳しいと自負しています。
折角なので、賃貸住宅と火災保険について、ちょっとだけ触れてみますね。

火災保険は持ち家の世帯が契約するものとは限りません。

賃貸住宅に入居する際、管理会社から提携保険会社の火災保険の案内があったりしますが、その提案を受けて契約したり、他の保険でお世話になっている代理店やネットでの契約も可能です。

不動産業者や管理会社おすすめの火災保険契約義務

ありません。

同封されているパンフレットとかを見ると、思わず加入しなきゃならないのかな、そういう義務があるのかなと思ってしまう方もいるでしょうけど、そんな義務はございません。
自由に保険会社と火災保険は選べますし、むしろ節約を意識するなら選んだほうが得策です。

火災保険料の負担を抑えるポイント

火災保険って、あまりピンと来ないですよね。

最近は地震保険が人気で、地震保険が独り歩きしている傾向もありますけど、地震保険は単体では加入できないようになってます。
火災保険の特約として契約することになります。

ここでは、火災保険の費用を抑えるためのポイントを整理してみます。
既に火災保険を契約している方も、更新時に見直しするヒントになれば幸いです。

補償を絞り込む

ポイントその1です。
補償を絞り込むことを考えます。
予め補償はセットされているケースもありますが、不必要な補償は外していくことで、無駄な保険料の支払いが抑えられます。

例えば、ハザードマップで、自宅がどういったリスクがあるのかを確認します。
川の氾濫で床上浸水のリスクが小さいと判断できれば、「水災」の補償を外すことを検討します。

つまり土地や環境に応じて、建物へのリスクを考えましょうということです。

長期契約を検討する

ポイントその2です。
賃貸住宅の火災保険では、賃貸契約が2年ごとの更新が多いので、火災保険も同時期になるよう2年でおすすめしているケースがあります。
私が契約している火災保険も、賃貸契約の更新に合わせて2年になっています。

火災保険は最大10年の長期契約が可能で、長期になるほど割引率が大きくなります。
割引率については明確な数値が公表されていないので、1年契約を基準にして計算し保険料を比較していくしかありません。
保険会社や保険プラン、住まいの状況などによっては長期契約できないケースもあります。

 

長い目でみると割引幅が大きくなるので節約になりますが、デメリットは「一括払い」ということですね。

賃貸ではありませんが、割引率に着目して10年一括払いによる契約モデルをご覧ください。

火災保険・地震保険|ソニー損保の新ネット火災保険【公式サイト】

損害の全てを保険に依存しない

ポイントその3です。
具体論ではなく考え方についてです。

賃貸住宅の場合の火災保険は家財の補償が中心です。
建物は管理会社やオーナーの管轄です。

 

原則として、全ての家財を保険で賄おうと考えないようにします。
火災保険は保険金額の全額が必ず支払われる性質のものではありません。
損害の程度に応じて支払われます。

家財の全てを補償でカバーしようとすると、あれこれも心配になって保険料が上がっていく可能性があります。
ハザードマップで立地上のリスクをチェックするという部分も、実は、気分的な不安が理由で補償項目を無闇に増やさないという狙いがあります。

例えば時価で20万円以内の家財については預貯金で対応するという方針があれば、補償の検討に迷いがなくなります。

火災保険に加入する理由

そもそも論です。

なぜ賃貸住宅に入居する際に火災保険が必要なのか。
家賃も払ってるのに火災保険まで払いたくない、という気持ちもわからないでもないですけど、ちゃんとした理由があります。

部屋を借りる我々は賃借人と呼ばれますが、

  1. 自分の持っている家財の補償(家財保険)
  2. 原状回復等オーナーに対する補償(借家人賠償責任保険)
  3. 日常のトラブルに対する補償(個人賠償責任保険)

に備えるために火災保険を利用する訳です。

家財保険で財産を守る

何らかの原因で隣の部屋から出火して、運悪く延焼によって自室も大きな被害を被った場合、隣の入居者が重大な過失でない限りは損害賠償請求できないんです。
意外と知らない人が多くて、泣きを見るケースも多いはずなんですよね。

これは民法の「失火責任法」に基づくものです。

自分の部屋に被害があったからと言って、隣の入居者に家財を弁償させることは容易には出来ない。
だったら自分で守るしかないってことです。

オーナーに迷惑かけちゃいけない

もうひとつ賃借人の義務として、退去の際は原状回復が課せられますよね。

前述の火事に関連して、もし自分の部屋が火元となり原状回復できない場合、損害賠償責任が生じます。
そんな時のために特約で「借家人賠償責任保険」を付けておけば、原状回復の費用を補償できます。

ただし自分が火元で隣に影響があった場合は、この特約は有効にはなりません。
あくまでも自分が借りている部屋に限ります。

オーナーさんへの配慮と言いますか、借りている立場からのせめてもの気配りですかね。

寝タバコ、揚げ物料理には気を付けて。

日常のトラブルに対応する

出来ればトラブルは避けたいですよね。
水漏れで階下に損害が発生したとか、予期せぬ事故に対して補償も火災保険では特約で付けることが出来ます。

個人賠償責任保険というものですが、聞いた事ありませんかね。

火災保険だけじゃなく、自動車保険でも特約で付ける事ができるので、他の損害保険と被ることがないように注意しましょう。
自動車保険の特約だからと言って、水漏れの補償には対応できないということはありません。
法律上の損害賠償責任を負った場合に対応します。

 

責任の対象は幅広く、月額保険料も数百円、1事故につき補償額は1億とか2億とか高額なので、前向きに検討しても良い保険です。
保険会社によっては示談交渉サービスが付いていることもあります。
私も特約として付けてます、自動車保険にですけど。

賃貸住宅の火災保険のまとめ

簡単ではありますが、ザッとポイントを述べました。
もっと詳細に語ると、ページがいくらあっても足りず、別サイトを立ち上げた方が良いぐらいです。

  1. 補償は絞る
  2. できれば長期契約で保険料を絞る
  3. 家財の一部は自費で賄うことを検討する

以上、火災保険料を抑えるためのポイントでした。

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