パスワード管理のロボフォーム7から8にしてエブリウェア無しで同期する使い方

インターネットを使ってると、ログインのためのIDやパスワードが増え続けますよね。
ブログなんかやってると、いろんなサービスを使うたびにアカウントが増えるため、管理が大変になってきます。

記憶に閉じ込めたり、紙やエクセルにメモしても管理の限界が近付きます。

そういう時はパスワード管理ツールが便利ですね。
ログイン画面に移動すると、IDとパスワードが自動で入力されるから、めっちゃ楽です。

 

ちなみにパスワード管理ツールはロボフォームを10年以上使ってますが、漏えいはもちろんありません。
使い勝手もイイですし、何より無料で無制限に管理できるところが気に入ってます。

しかもエブリウェアを契約せずに同期できる方法を発見してしまいました。
※真似するなら自己責任の元で。文句は聞き入れません。

無料でログインデータを同期する方法

OneDrive にフォルダを作って、データフォルダとして指定するだけです。
同期のタイミングは迅速ではないですけど、何とかパソコン3台で同期できてます。

データフォルダの選択

※真似するなら自己責任の元で。文句は聞き入れません。(二度目)

ロボフォーム8のエブリウェアは同期サービス

ロボフォームは現在バージョン8が最新です。
インストールしたりアップグレードしたりすると、エブリウェアというクラウドでデータを保存するサービスに、さも契約しなければならない雰囲気を醸しだしてきますが、それはお好み次第です。

ローカルでデータ保存したければ、無課金のままでOKです。
たまに無料の試用期間終了ですけどエブリウェアどうですか、みたいなポップアップが出ますけど、気にせず右上の『×』を押して大丈夫です。

ロボフォームエブリウェア試用期間

参考までに、エブリウェアのメリットとデメリットを簡単に書いておきます。

エブリウェアのメリット

パソコンやスマホ、タブレットと複数のデバイスを所有している場合、それぞれアプリやソフトをインストールしておくと、IDとパスワードのデータの同期が取れるのが最大のメリットです。

例えば、WordPressに構築した自分メディアの下書きを自宅のパソコンで済ませておいて、外出先で暇を見つけてスマホやタブレットからログインして追記ということができます。

それぐらい・・(汗)

エブリウェアのデメリット

有料ってことですね。

個人、ファミリー、ビジネス、それぞれのプランの価格を掲載しておきます。

ロボフォーム 個人向けライセンス

ロボフォーム ファミリーライセンス

ロボフォーム ビジネスライセンス

ロボフォーム8をダウンロードしたきっかけ

2019年の年末が押し迫った頃、肝が冷えたことが起こりました。

長年愛用していたIDとパスワードを管理するツールの「ロボフォーム(Robo Form)」の拡張機能が、燃え尽きた力石徹のようにセピア色になっていたんです。

ロボフォーム 拡張機能 アイコン

えっ???
どういうこと??

もしかしてデータも消えた???

怯えたのは言うまでもありません(汗)

ロボフォーム7はもう使えない

アイコンをクリックしてみると、

ロボフォーム 拡張機能 アイコン メッセージ

ロボフォームの拡張機能はロボフォーム7およびそれ以前のバージョンで動作しません。
あなたのロボフォームをアップグレードしてください。

翻訳ツールの助けを借りると以上のようなことでした。

晴天の霹靂とはまさにこのようなことです。
もしかすると事前にメールでアナウンスされていたのかもしれませんか、アフターフェスティバルってなもんです。

仕方が無いので、3台のパソコン分を一気にアップグレードしてやりましたよ。

ロボフォーム8のダウンロードとインストール

初めてロボフォームをインストールする人も参考にしてください。

ダウンロード先はこちら。

保存先はデスクトップでもどこでもいいです。

 

指定した保存先に、このようなアイコンが保存されているのでダブルクリックしてください。

ダウロード アイコン

これがインストールのスタート画面です。
何も考えずに「次へ」をクリック。

ロボフォーム8 インストール

 

いろいろ書いてますが、ユーザー側ではどうしようもない事なので、何も考えずに「インストール」をクリック。

ロボフォーム8 アップグレード

 

ブラウザなどが立ち上がっていたら閉じるように促されますので、サクッと閉じましょう。
閉じると次に進みます。

ロボフォーム8 インストール アプリケーション 閉じる

 

マスターパスワードを入力して「次へ」をクリック。
ロボフォーム7ユーザーは、これまで使用していたマスターパスワードを入力します。
初めて使う人は、適当に作って入力してください。

ロボフォーム8 インストール マスターパスワード入力

 

マスターパスワードの入力が正しければロボフォームアカウントが表示されますので、そのまま「次へ」をクリック。

ロボフォーム8 インストール アカウント確認

 

アップグレードの処理が始まりますので静観します。

ロボフォーム8 インストール処理スタート

 

アカウントへのアクセスに必要なメールアドレスとマスターパスワードを入力します。
メールアドレスはロボフォーム7に使っていたものです。

ロボフォーム8 アカウントへのアクセス

 

ブラウザの拡張機能への連結です。
このまま「次へ」をクリックして完了です。

ロボフォーム8 拡張機能 連結

特に難しいことではありませんでした。

ロボフォーム8アップグレード後の拡張機能メニュー

拡張機能も使えるようになりました。

ロボフォーム8 拡張機能 アイコン

拡張機能のアイコンをクリックしてみると、こんな感じに展開します。
ロボフォーム7の時と比較して、シンプルになりました。

画像で比較したかったんですけど、ロボフォーム7の画像がありません(汗)

過去は振り返らずに前を向こう!!

ログインデータは残ってます

ロボフォーム7で保存したデータは丸ごと残っています。
そのまま使えますので安心していいですよ。

実際にアップグレードするまでは不安でしたけどね・・。

複数のパソコンでアップグレードする場合

3台のパソコンにロボフォーム7をインストールしていましたので、残りの2台もアップグレードしました。
1台ずつの作業です。

ところが、2台目、3台目をロボフォーム8にアップグレードしたところ、ログインデータが空だったんですよね。

理由を推察するには、私の環境下ではロボフォームオンラインを利用していて、3台で同期を図っていました。
1台目アップグレード(ログインデータ移行済)完了の時点で、ロボフォーム8の有料版ライセンスが無いと判断され、2台目、3台目アップグレードの時はオンラインデータが使えなくなり、データの移行が出来なかったのではないかなと。

ロボフォーム7のオンラインデータを再利用しようとすると、

ロボフォームオンライン 同期

 

試用した覚えはないのですけど、なぜか終了(汗)

嘆いても仕方が無いので、2台目以降は、ローカルデータを手動で移行する作業を行いました。

2台目以降にログインデータを移行する方法

まずデータを移行させるために、ログインデータをエクスポートします。

拡張機能のロボフォームアイコンをクリックして「オプション」を選択します。

ロボフォーム メニュー オプション

 

「アカウントとデータ」の「エクスポート」を選択。

ロボフォーム8 アカウントとデータ エクスポート

 

エクスポートの形式を「CSV」にして、保存場所はわかりやすくデスクトップにでも指定しておけば良いです。
その後、各パソコンにデータを使い回します。

もし、各パソコンをクラウドストレージでファイルやフォルダを同期させているならば、エクスポートしたCSVデータの一時保存先にすると、各パソコンへインポートする際に作業が楽です。

画像では便宜上デスクトップにしています。

 

エクスポートしたCSVファイルをインポートする場合は「オプション」の「アカウントとデータ」から「インポート」を選択。
CSVデータは2台目のパソコンのローカルに移動させておいてくださいね。

クラウド上にエクスポートしたCSVファイルを保存したなら、直接、2台目のパソコンからインポートしてください。

 

インポートの画面で一番下の「CSV」を選択して、右下「ファイルからインポート」で、エクスポートしたCSVファイルを指定します。

これでログインデータは2台目に移行されました。
3台目も同様の作業で移行しました。

 

ロボフォーム8のダウンロードとインストール まとめ

いやー、今思い出しても肝が冷える出来事でした。

いきなり拡張機能のアイコンが力石徹状態になってたわけですから焦りますよ。

 

ネット社会だからこそ、ログインデータは重要です。
個人でも保管は慎重にしたいですよね。

ロボフォームより使い勝手の良いログインデータ管理ツールがあればいいんですけど、Google Chrome にパスワードを記憶させる事が一番ベストだったりして(汗)

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