奨学金返済期間11年のきつい体験から言えること

私も奥さんも奨学金を学費の足しにして大学を卒業した口です。

こちらで貸与型の奨学金を利用していました。

独立行政法人日本学生支援機構 – JASSO

奨学金の関心は高いようで、Yahoo知恵袋でも関連する投稿が多いですね。
質問者が知りたいことは、

  • 借りた方がいいのかどうか
  • 返済額や返済期間について
  • 返済できない時
  • 返済が免除されるケース
  • 踏み倒せるのか

と多岐に渡ってますが、ぶっちゃけ貸与型は「借金」ですから、そこんとこ、よく考えた方がいいです。

この記事では、貸与型奨学金を11年という長期間に渡って完済した経験から、

  • なぜ奨学金を借りたのか
  • いくら借りて毎月または毎年いくら返済してるのか
  • 奨学金は不公平な制度かどうかを振り返る
  • 奨学金が返せなくなったら何をしたか

についても書いていきます。

貸与型奨学金の返済総額

私の場合は2年間の奨学金貸与で約90万円の返済になりました。
奥さんはもっと多かったのですが、ちょっと私と違うケースなので、後述しますね。

ちなみに奨学金は返済ではなく「返還」と公式サイトでも書かれていますが、わかりやすく「返済」で通しますね。

返済方法

私は年払いを選択したんです。

毎年12月のボーナス月に8万円を振込返済しました。
返済中は会社員でしたからボーナス払いが可能でしたけど、ボーナスの手取りが30万前後だったので痛い事は痛かったです(汗)

せっかくボーナス貰っても「奨学金の返済が・・」ってスグに頭に浮かぶんですよ。

毎月返済を選択しなかったのは、自動車のローンもあったから。
若い時は普通乗用車(ホンダビガー)に乗ってましたので、毎月のローン払いが2つもあるのはイヤだなあと言うのが理由です。
今はタント一択、買い替え時は買取査定プラス現金払いで無借金が定番ですから、変われば変わるもんです(笑)

8万円×11年=88万と端数で約90万円

返済の重み

たった90万円で11年もかかるなんて、どんだけ負け組なんだよって思う方はいるはず。
一括返済できるぜ、そんな半端な金額って感じてる勝ち組もいるでしょう。

似たような事、言われましたよ。

しかし、この辺の層は奨学金の負担や不安に悩んでいる人の悩みには答えられないし、親のスネをかじっていることに何とも思わない層も同様。
進学に関して、お金の心配は無い方が良いのだけど、本人が心配せずに済む経済的土台は親が作ったわけなので、奨学金に触れたことも無い人がアレコレ好き勝手言うのは、お門違いですから完全無視してました。

借金完済した時の心境

「ようやく終わった・・」

でした。

長くかかることは承知の上で年払いを選択したのですが、達成感よりも返済義務を果たしたことで解放された感が強かったです。

同時に、ボーナスの使い道が増える喜びもありました。
性格的に派手に使う方ではなく、預貯金に回せることが嬉しかったですね。

当時、投資を知って、そこに回しておけば、今頃はホクホクだったのに悔やまれます(汗)
溶かしたーってなっても高い勉強代よ。

返済免除のケース

ウチの奥さん、奨学金の返済は免除されました。
理由はコチラ。

日本育英会奨学金返還免除規程第3条第5項に規定する免除職(常時勤務を要するもの)

小学校・中学校・高等学校(特別支援学校の小学部・中学部・高等部を含む。以下同じ)・中等教育学校の校長・副校長・教頭・主幹教諭・指導教諭・教諭・養護教諭・栄養教諭又は常勤講師の職
高等専門学校の校長・教授・准教授・助教・助手又は常勤講師の職
大学の学長又は大学若しくは大学院の教授・准教授・助教・助手又は常勤講師の職
少年院において小学校・中学校で必要とする教科又は高等学校に準ずる教科を授ける者の職
文部科学大臣の指定した別記の試験所・研究所又は文教施設において、教育又は研究を行う者の職(学部で受けた奨学金は該当しません。また、組織の再編等により一部の部署のみが指定となっている場合がありますのでご注意ください。)

返還特別免除のてびき(廃止)-1.免除職について – JASSO

既に廃止になってますが、これが適用されたんです。

ただし条件がありまして、在籍年数が

免除職に通算して5年以上、15年間在職しなければなりません。

返還特別免除のてびき(廃止)-2.返還特別免除を受けるための条件 – JASSO

ということでしたから、簡単には辞められない面もありました。

いずれにせよ長い間、関わることになります。

奨学金を検討している方へ

親御さんでも本人でもいいんですが、よく考えて応募して欲しいです。

勢いで申し込む方は居ないとは思いますけど、親子でしっかり話し合うのはもちろんですが、貸与型の場合は、

  • 利息が付くタイプ(選考基準が少しゆるい)の利率
  • 月額の貸与額(進学先によって違う)
  • 見込みの貸与額総額を計算する
  • 返済方法を取り合えず決めておく(親子で分担なども含めて)
  • 教育ローンなどと比較してみる
  • FP等の家計の専門家の意見を参考にする

少なくとも、これぐらいはやっておいて損はないです。

私の場合は、全て自分で奨学金の利用を決断しました。
「親には一切頼らない」と決めてましたから。 ← 詮索はご自由に(笑)

奨学金返済期間11年のきつい体験から言えること まとめ

教育費は避けられない費用です。

親の経済力が学力に比例するというデータもあるそうですが、うーん、わからないでもない・・・。
だけど、それが当てはまらない人もいますよね。

まあ他人の事はどうでもいいんです。

志望校に行きたい、でも経済的に少し不安がある、では奨学金を利用するかどうか、という選択肢のひとつでしかないです。
しかも奨学金制度は日本育英会だけではありません。

ご家庭によっては孫のために一肌脱ぐ祖父母もいることでしょうし。

奨学金の募集は今でもありますが、渡りに船の勢いでの応募だけは避けましょう。

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