令和2年度に、修学旅行を控えていた小中高の子どもさん・・。
心中お察しします。
現時点(2020.6.16)ですでに、コロナの影響で修学旅行を中止とする学校が、続々と出ていますね。
学校としも苦渋の決断だったでしょう。
令和元年の卒業式、令和2年の入学式、まともに行われてない学校の方が多いですから、流れとしては中止の可能性は高くなりますよね。
6月や10月が修学旅行シーズンですけど、せめて秋には、すこしでも多くの学校で修学旅行が行われることを願いましょう。
コロナ騒動で修学旅行中止の返金事情
コロナ騒動で、早々に修学旅行を中止となった場合、保護者側としては修学旅行のための積立金の行方が気になりますよね。
ツイッターで「修学旅行 返金」で検索すると、全額返金される学校が多い中で、
- 卒業品の増額分に割当
- 行先である外国の通貨で返金
- 一部の経費を除いて返金
というケースもあるようですね。
修学旅行の積立は、あくまでも学校が集金窓口で、運用はどこぞの金融機関の旅行積立だったりすると、ちょっと返金とか厄介なのかもしれませんね。
利息とか付いたら、どうすんだろ?
この辺は、もうちょっと調べてみる必要性はありそうですが、学校単位じゃなくて自治体単位で返金ルールとか決めておいて欲しいもんです。
何でも現場に投げっ放し過ぎる。
学校現場が疲弊するのは当たり前ですよ。
修学旅行キャンセル料の相場
ところで、キャンセル料、取られるのかどうかってのは、キャンセルした時期によります。
一般的に、旅行の種類は、
- 募集型企画旅行・・パンフレットで販売されている商品
- 受注型企画旅行・・営業担当と打ち合わせて企画していくオーダーメイド型
- 手配旅行・・宿泊や航空券など部分的に手配してもらう場合
の3通りです。
個人旅行は、募集型企画旅行(ツアーパッケージなど)が多いと思いますが、修学旅行の場合は受注型企画旅行に相当するはずです。
募集型企画旅行では、観光庁や消費者庁が定めた標準旅行業約款を基準として、各旅行会社や旅行代理店がキャンセル料を設定しています。
例として楽天トラベルでは、
※宿泊施設から
到着予定時間より遅くなる時は、ご連絡下さい。
団体のお客様(15名以上)はキャンセル料金が別途規定になりますので,お問合せ下さい。
当ホテルとの宿泊契約には、当ホテルが定める宿泊約款が適用されます。宿泊約款の内容については各ホテルにお問合せください。
※キャンセルポリシー
キャンセル料は以下の通り頂戴いたします。
当日 :宿泊料金の80%
前日 :宿泊料金の20%※連絡なしの不泊について
不泊については以下の通り頂戴いたします。
連絡なしの不泊/不着 :宿泊料金の100%過去の予約メールから引用
という割合です。
修学旅行は受注型企画旅行扱いと仮定すると、上記のキャンセル料とは別の計算方法が適用されます。
何らかの事情でキャンセルが発生した場合、合わせて「企画料」に相当する部分も支払うことになります。
会社の親睦旅行などで、幹事を経験した人(私もやった・・)なら承知していると思いますが・・・。
ですので、全額返金されたのならば、ラッキーと言わざるを得ないのが正直な気持ちです。
つい全額返金が当たり前って考えてしまいますけど、一応、そんな裏事情もありますよってことです。
前年度に終えた修学旅行
前年度(令和元年度)に修学旅行は実施されました。
保護者と児童に向けた、学校での合同説明会などもありました。
旅程や事前準備のための資料などを見ては、自分たち親世代も、当時の修学旅行の話で盛り上がります。
時代と共に小学校の修学旅行は変わっているのかと言えば、まあ、教育改革ぐらいのスピードと言えば察してもらえるでしょうか。
我が家は奥さんが学校関係者なので、地域の学校の修学旅行先とかの情報も入ってきましたね。
娘は他校にも友達がいますから、LINEなどで情報が入るので、お互いに、「いいね」「うらやましい」なんて言い合っているようでした。
令和元年の修学旅行と昭和50年代の修学旅行とでは、随分と様変わりしましたよ。
スマホは禁止
こういうお達しがありました。
時代ですねー。
その他にはデジカメ、ゲーム機は当然NGです。
相変わらず、トランプはOKなようで、UNOも持参を許可する学校も多いですね。
ただし班単位でカブることがあるので、持ってくる担当を決めたりしているようです。
ただし、こっそりと持ってこようとする児童は事前に目を付けられているので、そこは先生からクギを刺されるみたいですね。
他校では、わざわざ出発前に児童を体育館に集めて、一斉に荷物検査を実施したという情報も聞きました。
いつの時代にも居ます、イキる男子が。
昭和時代の持ち込み禁止は、やはりカメラをはじめとする貴重品ぐらいなもんでしたね。
大体、小学生の貴重品なんて、当時はたかが知れてます(汗)
常備薬
持病がある児童は必要です。
特にアレルギーに関して、学校は相当に注意を払っています。
常備薬という範囲に入るかどうかわかりませんが、酔い止めですね、持参率が高いのは。
バスに乗る機会が少ない子どもも要るようで、大型バスの揺れ、しかも長距離移動に慣れていない子は、酔いやすいみたいです。
逆に、不安を抱えながらも、バス内でテンションが上がって平気だったという場合もあるので、各自で判断することになっています。
班編成
ここは児童にとっては一番のキモです。
- 好きな人でまとまる
- くじ引き
- アンケートを元に先生が決める
- 教室の座席表を元に区切る
児童が狂気乱舞するのは「好きな人でまとまる」ことですよね。
これは我々も同じでした。
学年で班編成の仕方は意思統一されることもあれば、クラス担任が任意で決定することもあるそうです。
これは学校関係者である奥さんの証言です。
ただし最近は、軽い発達障害などハンデのある子も同伴するので、そういう子には、やはり担任は注意を払う事は避けらないのが現実です。
仲良くやれているクラスもあれば、少しフォローが必要なクラスもあるみたいです。
うちの娘のクラスは、担任の先生が児童から預かったアンケートをもとに班編成をした模様。
満場一致でOKが出たそうです。
先生の調整力、ハンパない。
お小遣い
ここは恐らく学校単位で違いがありそうですね。
おやつとは別に3,000円までとなってました。
財布は見学等の時、教師が預かるそうです。
預かるのも大変だ・・・。
昭和時代の我々のお小遣いは1,500円でした。
はっきりと覚えています。
倍増ですよ。
物価の違い、修学旅行先の違いもありましたから、一概には良し悪しは断言出来ませんでしたけど、もう少し欲しかったというのが本音です。
服装
さて、意外と頭を悩ませたのは服装なんですよ。
女子ですやん。
ちょっとはお洒落したい年頃ですやん。
だけど修学旅行は建前として集団宿泊研修みたいな態度を崩すわけには行きませんやん。
と、ごちゃごちゃありましたが、新調しました。
ポイントは、
- 汚れてもOK
- 動きやすい
- 着たり脱いだりが楽
- 名前を書いてもいいレベルの価格帯
になりました。
所持品には全て名前を書かなくてはなりませんから、おしゃれすぎる服は名前は書けないでしょ。
下着にも当然、記名です。
昭和時代はパンツを風呂場に置いたままという児童が必ずいました。
後でこっそり返却じゃなく、全員の前で発表されるという屈辱が待っているので、それだけは阻止しようと皆、きっちり整理整頓しましたね。
集団行動マナー
これについては親の普段の指導がモロに出ます(奥さん曰く)
期間中は班行動で動くのが原則ですから、
- 見学場所
- 宿泊ホテル
- 添乗員やバス運転手等関係者
に対しての態度や行動については、事前に家族で話しておいてくださいと、説明会では言われました。
が、それでは手遅れですよ。
そういう場での振る舞いって、親の影響とかモロに出ます。
一部の児童に限られるんですが、ホテルでの食事時のマナーや態度の悪さが目に付くの男子・・・と思ったら大間違いですよ、今は。
女子もなかなか目が話せない子もいるそうです。
班員が揃ってないのに勝手に食べだす、食べ終わったら勝手にホテル内をうろつくなんてのは必ずあるとか。
食事が終われば、お風呂と就寝準備、そして集会などもあり、スケジュールはキツキツですから、指導の時間すらも惜しいという背景もあるようです。
昭和時代も変わらないですね。
まだ子どもですし、テンション上がりっぱなしですし、非日常を過ごしてるわけですから冷静じゃないヤツもいますって。
だけど人間性が出来上がってる子もいるというので、やっぱり親の躾の差がでるのは間違いないということです。
【番外】木刀
小学校ではあり得ないですが、中学校ではやたらと木刀を買いたがるヤツがいましたよ。
全く意味不明です。
昭和の黒歴史としか言いようが無いです。
修学旅行はどうにか実現させてあげたい
うまいこと、やりくりできないもんでしょうかねえ・・。
何とか、何とかね・・。