病院薬剤師が主人公の漫画アンサングシンデレラの感想

アンサングシンデレラ 1巻

アンサングシンデレラのアンサングの意味は「名も無き」「讃えられない」と翻訳されます。
つまり縁の下の力持ちとしての薬剤師が、数々の困難を乗り越えて成長していく姿を描いた漫画です。

病院と言えば、医師と看護師が注目されやすいですが、総合病院となると薬剤師もいます。
その薬剤師が懸命に働いている様子を描いている珍しい漫画で、一瞬でも薬剤師に憧れた私としては、見過ごせませんでした。

医療系マンガでも珍しいポジションを主人公にしている、この「アンサングシンデレラ」について、簡単にレビューしたいと思います。
ただし、1巻の範囲でお伝えします。

ネタバレは面白くないでしょう?
しかし感想を書く以上は、多少のネタバレが発生するかもしれませんので、その辺はご容赦ください。

漫画の作者などの紹介は後ほど。

アンサングシンデレラの感想

病院薬剤師の仕事は、イメージしていたよりも多忙な様子が描かれていました。
おそらく現役の薬剤師や病院関係者への取材はしているでしょうから、忙しさはリアルなんだと思います。

ド素人からしてみれば、薬剤師と言えば、服薬説明と処方箋による調剤ぐらいしか見えてないですから、その重要性がわからないものですよね。
深く突っ込んでも医薬分業だから、という程度ですよ。

漫画では、救急医療班と薬剤部が連携して処置に当たる病院の方針によって、主人公が心臓マッサージまでやっていました。

そのシーンは新鮮でしたね。
薬剤師だって医療従事者であるというメッセージ性が十分に伝わってきました。

舞台となっている総合病院は、毎日、処方箋が1,200ほどで、それを10人の薬剤師が回しています。
この数字はフィクションではあるでしょうけど、割合からすると現実を反映しているのかもしれません。
そうだったら、べらぼうに忙しいことがわかりますよね。

更に医師の処方箋は必ずしも100%では無いということも描かれていました。
その際は薬剤師の方から医師に問い合わせ(誌面では疑義と表現)するのですけど、そこに、ちょっとベテラン医師のプライドの高さとかが垣間見れたりします。
ベテランだからって正しいというものではないんですね。

そう言った意味では、薬剤師は未然に服薬による患者の悪影響を予防するプロでもあり、最後の砦とも言えます。

限られた時間の中で患者の状況と処方箋を照らし合わせてチェックし、間違えずに薬を渡す作業は、緊張の連続だと想像できます。
私だったらアタフタして毎日がヘトヘトになりそうです(汗)

主人公は葵みどり

主人公の葵みどりは、大学6年間で薬学を学び、国家試験合格後も希望した総合病院に就職し、順風満帆と思われた薬剤師人生。
しかし最近、ちょっとだけ薬剤師としての立ち位置や必要性に疑問を覚えている2年目の女性です。

お団子ヘアが特徴です。

アンサングシンデレラ 葵みどり

なかなかの美人さんです。

冒頭で見せると、スグに別のサイトに飛んじゃうでしょう?
ちょっと意地悪しました、すみません<(_ _)>

その他キャラクターは省きますので、漫画でご賞味ください。

最新刊

現在まで3巻が発売されています。
電子書籍でも見れます。

9月20日に発売されたばかりですから、ホヤホヤです。

ちなみに月刊コミックゼノンで連載中です。

試し読みがしたいのなら、Amazonプライム会員は1巻が全て読めますよ。

馴染みある病名や処方薬が満載

これは個人的に馴染みがあるというだけですが、聞いた事がある薬もあるのではないですかね。

ロキソニンは鎮痛薬、カロナールは解熱剤と覚えますよね。
特にカロナールの座薬は、子どもの発熱時に処方してもらうことが多くて、冷蔵庫に保管していたものです。
子育てあるあるだと思いますけどね。

懐かしいです。

ある回では、マイコプラズマ肺炎にかかった男の子が出てくるのですが、我が娘もマイコプラズマ肺炎を患った過去があります。

クラリスロマイシンが処方されるんですけど、特効薬ではあるりますが、子どもにとっては相当に苦く感じる薬ということで、医師から説明を受けたことがありました。
処方薬を受け取る際に、薬剤師から伝えられたのは、とあるものに混ぜて飲ませると良いというものでした。
私も、その混ぜるもの、ものすごく食べたい方です(笑)

まあ、お陰で薬を飲むのが楽しみなってしまうという変な現象が起こるんですよね。
まさか漫画で、その再現シーンがあるとは思いませんでした。

きっと薬剤師の中で共有されている情報なのかもしれません。
しかしマイコプラズマ肺炎には、小さいお子さんがいるご家庭ではご用心です。

この回は、シンママの仕事と病児育児の間で揺れる心情とかも描かれているので、シンママの大変さも垣間見れます。

作者と医療原案

漫画の概要になります。
作者は荒井ママレ先生、医療原案は富野浩充氏です。

荒井ママレ先生のTwitterはコチラ。

荒井ママレ💊③巻発売中(@ma_ma_re)さん / Twitter

フォローしてくださいね。

富野氏は現役の薬剤師として活躍されています。

理想の薬剤師、漫画に描く~富野浩充氏(焼津市立総合病院薬剤科) | 薬剤師のエナジーチャージ 薬+読

まとめ

1巻で引き込まれました。
一気に3巻まで読めますよ。

元々から医療系の漫画は好みのジャンルでしたけど、手術シーンの無い医療漫画は初めてでした。

薬剤師さん、がんばれ!

Twitterで知り合いにお伝え下さい(^-^)
error: 右クリックはコピーガードのため禁止しています !!