質問するって難しいと感じてます、個人的に。
私は「質問無いですか」と言われると「無いです」と言いがちです。
理由はちゃんとあります。
- 受け取った情報を咀嚼する時間が欲しい
- 質問すると「それぐらい自分で調べろ」と言われて育ったので聞くことが出来ない
- こんなこと聞いても意味無いだろうという勝手な判断
- 初対面で気軽に質問なんて無理
- 今じゃないとダメなの?
とまあ感情と論理と理論の間で質問自体に悩んでしまうので、下手くそな部類に入ると自覚しています。
目次
質問で気を付けている事
下手くそを自覚していても質問が必要な時ってありますよね。
そんな時に注意してることがあります。
現状報告にならないことですね。
例えば、ブログの記事が書けないことに悩んでいて先人の知恵を拝借したいと考えた時に、
「ブログの記事が書けないんですけど・・・」
っていうタイプの質問形式はしないってことです。
これって現状報告なんですよね。
今の自分の悩んでいる状況を伝えているだけで、何の情報が欲しいのか、質問される側も戸惑うと思われるのです。
実際に人として社会生活を送ってるなら誰だって1つや2つは質問を受けることはあるはずです。
全然、質問されないって人は、がっつり嫌われてるんじゃないかな。
冗談ですけど。
自分に必要な情報とは何かを知っておかないと、質問にならないと気付きました。
先ほどのブログの記事が書けないことについて質問をするとしたら、
- ブログネタを見つけられないのか
- ストーリーや構成について知りたいのか
- スケジュールの立て方なのか
- ライティングについてなのか
- キーワード選定についてなのか
少なくとも具体的で的を絞った質問だと、何らかの回答が得られます。
もっと深く掘り下げてもいいですね。
そこから波及して思わぬ収穫もあったりします。
質問に答えるコンサルタントとの相性
コンサルタントとか、いわゆる指導的立場の人との相性もありますよね、質問のし易さとかし難さとか。
ここでは便宜上、コンサルタントで統一しますけど、質問者に寄り添える人と寄り添えない人がいます。
ビジネスだから感情はどうでもいいとかストイックなタイプもいれば、身の上話まで丁寧に相談に乗ってくれるタイプまで、ほんとに様々です。
線引きを明確にするかしないかは質問者ではコントロールできないので、合わないなと思ったら、さっさと違う人に質問するといいです。
ストレスたまるばかりで、出る成果も出なかったりしますよ。
成果が出なかった場合、かなりの高確率で自分(質問者)のせいと言われるのがオチなんですけどね。
ちなみに思い切って質問して「答えは〇〇に出てますよ」等と返された場合、それを受け入れられるかどうかも肝心です。
スーパーで「りんごはどこにありますか?」と質問して、
- 売り場まで案内してくれる
- 口頭で売り場までの行き方を教えてくれる
- 答えは店内に出てますと言われる
果たして1~3まで、どのコンサルタントに質問したいかってことです。
質問者は好きに選べばいいんですよ。
高額なコンサルタント料を払っているし実績も十分だから、多少、質問がしにくくても付いていくのか、丁寧な指導を希望するのか、ある程度の道筋を示されて自分で歩きたいのか、自分に素直になってみると相性って見えてきます。
質問上手になる必要はない
質問って本題が理解できないと出ないものですよね。
「質問が無いということは理解してると判断しまーす」なんていう人がいますが、単純に面倒くさい作業を拒否したいだけなんじゃないと勘ぐったりします。
たしかに質問に答えるというのは、労力を必要とします。
時間もかかりますし、聞くという作業も楽じゃない。
だからサポートセンターには膨大なマニュアルとかが準備されてますよね。
質問は面倒だし労力が掛かるからマニュアルやスクリプトを用意しているし、ウェブサイトもQ&Aを用意して、手間暇かかることを効率的に処理しようとしてます。
一番、質問を遠ざける原因としては、わからない部分がわからないというとダメみたいな雰囲気です。
何でシンプルな疑問を質問してはダメなのかを質問してみるといいかも(笑)
ヘンな質問すると迷惑かかるからって、少し背伸びした質問するとヘンテコな内容になって自滅します。
そんな雰囲気にさせるコンサルタントにも問題があるとは思いますが、質問上手になる必要はないです。
必ず理解者が出てきます。
特にTwitter界隈でもコンサルタントは多く存在しますが、気になる人にリプライをしてみて判断するのもひとつの手ですよ。
リプライだけで全てがわかるとは言いませんが、雰囲気は感じ取れます。
そうやって質問しやすい人を自分で見つける努力は必要ですね。
言いたい事が言えない人はいる
言いたい事が言えない人は、どうすれはいいんでしょうか。
世の中、声のデカイ人が主導権を握るというケースは往々にしてあります。
正解とか関係なく影響力ですね。
方向性がズレていても声のデカイ人に引っ張られるような環境に身を置いてしまうと、ストレスが半端ないですよ。
しゃべりが下手で自信を持てない人でも、聞きたいことはあるはず。
そういう時は、聞いて欲しい人を指名する制度を設けるとかすれば、助かりますよね。
ところが「なんで私じゃダメなの?」って面倒くさい人がいるから、現実としては無理かもしれません。
良いアイデアだと思うんですけどね。
小さいプライドを崩されたくない人っていますからね。
文章で質問を用意したり、メールなどの通信手段での質問が得意な人もいますから、何でも「行動して人と会う事が大事」って、そればっかり聞かされると内向的な人は、それだけで疲弊してしまいます。
またそれかって心の声でますよね。
言いたい事が言えない人は、ぜひ、テキストを味方にして質問力を磨きましょう。
まとめ:質問が苦手な人は相手次第で変われる
質問ができないと悩むよりは、質問をし易い人を見つける方が前向きでいいですよ。
ひとつのジャンルにひとりのコンサルタントしかいないわけではないですから、SNSとかを利用して質問が苦手な自分を受け入れてくれそうな人を見つけましょう。
ずっと生産的です。
探していくうちに、質問力のレベルが上がってるかもしれないですよ。