WordPressでブログをやってると毎日が発見の連続ですね。
プラグイン見てたら飽きないですもん。
使い方は別として、いろんなアイデアを形にできるエンジニアってスゲーと思います。
作れるようになりたい(ボソッ)
今回発見したプラグインは、別のブログに投稿していた記事を、指定して他のブログに引越しが出来るという機能を持っています。
前々から移動したかった記事があったので、早速試してみました。
手順としては、
- 移動元のブログにプラグインをインストール
- 移動元のブログで引越し記事の指定とエクスポート
- 移動先のブログにエクスポートファイルを取り込み
- 移動先のブログで編集して公開
というシンプルなものになります。
DeMomentSomTres Exportのインストール
移転したい記事があるブログにインストールします。
プラグインの名前は「DeMomentSomTres Export」です。
早速ダウンロードからインストールを画像付きで。
プラグインの新規追加画面で、キーワードを「DeMomentSomTres Export」と入力するとサッとヒットします。
「今すぐインストール」を押して「有効化」をしてください。
有効化されると、オプションサービスの案内のような画面が出ますが、「Skip」しましょう。
設定などは必要ないので、次の段階に入ります。
指定記事をエクスポート
移転したい記事を指定してエクスポートファイルを作成します。
画像も一緒に引越しできます。
エクスポート画面を開きます。
左サイドメニューの「ツール」から「DeMomentSomTres Export」を選択。
エクスポートの対象となる記事の選択画面になります。
カテゴリー、投稿者、開始日時等を選択します。
「Choose if content is paged」は、指定した記事が分割ページの場合、分割ページのまま移転するかどうかを問うています。
分割しない、または分割されていない記事なら、画像の通りにします。
分割のまま移転ならば「Paginated」を選びます。
選び終えたらエクスポートファイルをダウンロードします。
ダウンロード先はデスクトップでよろしいかと。
指定記事をインポート
作成したエクスポートファイルを移転先のブログにインポートする作業です。
インポート環境を整えましょう。
「ツール」からWordPress欄の今すぐスンストールをポチッ。
インポートツールを立ち上げます。
インポーターの実行をポチッ。
インポート画面が立ち上がったら、エクスポートしたファイルを指定して取り込みます。
「wordpress.2019-10-07.xml」のような書式の.xmlファイルが、移転したい記事が格納されているエクスポートファイルです。
ファイルをアップロードしてインポートのボタンを押します。
ユーザー選択します。
添付ファイルのインポートは、画像なども一緒に移転するのであれば、必ずチェックをしておいてください。
設定が終われば実行ボタンを押します。
特に問題が無ければ画像のような完了画面が出現します。
これで引越しは9割方完了です。
移転記事の確認
インポートによって移転した記事が、文字化け等のトラブルがなく、画像のURLも移転先に変換されているかを確認します。
メディアライブラリに画像が格納されているか、アイキャッチも漏れていないか、画像URLが変更されているか等、一通りチェックしてください。
問題が無ければ完了です。
記事引越し後の作業
記事の移転後の作業としては、
- リダイレクト設定
- 元記事の削除
があります。
新しいURLで記事の再編集が無く公開するなら、リダイレクト設定は必要です。
同時に引越し元ブログにある記事と画像の削除も実行します。
リダイレクトの方法は、契約しているレンタルサーバー、wordpressのプラグイン、.htaccessでリダイレクトを手書きしてアップロードなど、やりやすい方法を選んでください。
再編集して公開する場合
単なる公開URLの変更ではなく、大幅に加筆修正して公開するならば、リダイレクト設定も引越し元ブログでの記事と画像の削除も必要はありません。
私は今回は、加筆修正目的でしたのでリダイレクト設定はせず、引越し前の記事と画像は削除していません。
引っ越した記事も、加筆修正が終わるまで下書きとしています。
ただし、インポート完了して即「公開」状態になってしまったので、慌てて下書きに変更したというオチがあります(汗)
インポート直後の公開状態を避けるには
このブラグインを用いての方法は見つかってません。
実験として、
- 複製した下書き状態の記事を移転
- 非公開にして移転
をやってみましたが、どちらも公開されてしまいました(汗)
まとめ:引越しは最後の手段
記事の引越しはドメインやサーバーを変更する時に必要となりますが、それ以外の時は元記事を参考にしながら加筆修正した記事を新規公開した方が良いケースもありますよね。
もし、今回の記事が役に立つのであれば、それはそれで嬉しく思います。