いっちょ前に3台のノートパソコンを使って作業しています。
1台だと、私の場合は、別サイトを参照しながらとか、データを見ながらとか、うまく画面を切り替えて出来ないタイプなので、3台までになってしまいました。
しかし問題がありました。
それぞれ独立したノートパソコンなので、操作が面倒になってきました。
個別にキーボードで入力しなきゃならないですから、腕が6本欲しいと思うようになりました。
残念ながら腕は生えてこないので、どうにか、メインのノートパソコンから、他の2台を操作できないものかと探したところ、上手い具合に見つける事が出来たんです。
なんとMicrosoftがリリースしてる「Mouse Without Borders」というツールです。
この記事では、その役目やインストールの方法を紹介します。
目次
Mouse Without Borders ダウンロード
Mouse Without Borders とは、という見出しでの解説は省きます。
もうトップ画像で説明してるし、ダウンロード先とインストール方法からいきまーす。
ダウンロードはコチラから。
無料です。
Download Microsoft Garage Mouse without Borders from Official Microsoft Download Center
英語です・・。
得意な方は読めるでしょうけど、私のように「デス イズ ア ペン」程度の方は、この画像を参照してダウンロードしてください。
これは画像ですから、クリックやタップしても変化はありません。↑↑
ダウンロードの保存先は各パソコンへ。
共有させたいパソコン全てにインストールが必要だからです。
何度もダウンロードが面倒くさい人は、共有ドライブに置いておくと便利です。
私が使ってるパソコンは、OneDrive で資料やデータを共有しているので、そこに置きました。
Mouse Without Borders インストール
ではインストールです。
これを解凍してくださいね。
ちなみにバージョンは、2020年4月7日現在「2.1.8.0105」が最新版です。
ツール自体は、2018年1月17日からアップデートもされてないですけど、全くトラブルはないので、安心して良いかと思います。
インストールの過程で、ユーザーアカウント制御の画面が出ますが、全て「はい」を選択してもらって構いません。
メインパソコンへのインストール
まず、主に操作するパソコンをから、インストールします。
この画面が出たら Next を選びます。
I accept the terms of this agreement にチェックを入れて Install を押します。
この画面から設定に入ります。
他のコンピューターに、既に Mouse Without Borders がインストールされているかを問われているので、1台目の場合は No を選択します。
セキュリティコードとコンピューター名が表示されます。
セキュリティコードは、共有するパソコンとの通信の際に使用しますので、メモ帳などのエディタにコピペしておきます。
コンピューターネームは、パソコンに付けられた名前ですね。
これも同様にコピペしておきます。
ここで1台目のインストールは終了です。
2台目のインストール
次に2台目、つまりメインパソコンのキーボードとマウスで操作したい、サブのパソコンへのインストール要領です。
解凍しましょう。
2台目のパソコンのローカルフォルダ、または、One Drive のようなクラウド上にあるとの想定で進めます。
2台目からは YES を選択します。
セキュリティコードとコンピューター名の入力を求められるので、1台目のインストールの際にメモ帳などエディタへコピペしたセキュリティコードとコンピューター名を入力して、LINK ボタンをクリックします。
パッパッと接続してる様子が出て、この画像の画面になればインストール成功です。
書かれていることは、
- パソコン間でコピペができる
- ファィルをドラッグできる
- キーボードをシェアできる
という基本動作です。
お疲れ様でした。
Mouse Without Borders のキーボード・マウス共有は最大4台
MEXT をクリックすると管理画面になります。
最大4台まで共有させることが可能です。
横の並びはドラッグで移動可能ですので、ご自身の配置に合わせておくと良いです。
私の場合はこうですね。
ちなみに縦に置いてるとどうなるのって事ですが、左下の Two Row にチェックをいれると、2×2の表示になります。
Mouse Without Borders 設定画面の詳細
基本動作は管理画面の Other Options タブで設定することになります。
わかる範囲で各項目を説明しときます。
ホントに理解した部分だけです。
全部知る必要はなくても使えます、現実は。
■Wrap Mouse
例として3台横並びレイアウトの場合、右端のパソコンから左端のパソコン、またはその逆を、真ん中のパソコンを通らずに直接カーソルが行き来可能にします。
■Share Clipboard
接続されているパソコンの間でクリップボードを共有できます。
A-B-Cと並んでいる時、AでコピーしたテキストをCでペーストができます。
これは超便利です。
■Hide logo from Logon Screen
ログオンの時に Mouse Without Borders のロゴを表示しないということなんですけど、ちょっと何を言ってるかわかりません、自分で・・。
■Hide mouse at screen edge
カーソルをメインパソコン以外に移動した時に、メインパソコンにカーソルを描画させたままにするかどうかってことです。
隠しておいてもいいかなと思います。
■Draw mouse cursor
マウスカーソルを描画させるかどうかってことなんですけど、ちょっとこれも意図不明で違いの再現ができていません、すみません。
■Validate remote machine IP Address
IPアドレスを検証ってことですけど、これも詳細不明です・・・。
■Same subnet only
・・・・(汗)
■Disable CAD
CADが動かせるという意味ではなく、ログオン画面で Ctrl + Alt + Del を無効にします。
■Block Screen Saver on other machines
他のパソコンのスクリーンセーバーを作動させないようにします。
■Move mouse relatively
(;´Д`)
■Block mouse at screen corners
コーナーで切り替えしないって・・・よくわかりません。
■Use Key Mappings
( 一一)
■send error log
エラーログを送信するかどうか
Mouse Without Borders のメリット
これはダントツでクリップボードの共有ですね。
メインパソコンで編集作業中に、他のパソコンで参照したいサイトを表示させるために、URLのコピペとか頻繁にあるので、随分と作業性が良くなりました。
何よりもメインパソコンから複数のパソコンを操作できる、つまり1台を拡張したかのような使い方ができるのがイイですね。
ケーブルで繋がなくていいのもメリットです。
ちなみにクリップボードの共有はテキストだけじゃなく、画像やスクショも可能です。
よかったら使ってみてください。
Mouse Without Borders まとめ
いかがでしたか?
って言葉、使ってみたかったです 😆
ブロガーやクリエイター、相場をやっている方は、マルチスクリーンの環境で作業をやってるい方が多いと思います。
もし、これから複数のパソコンを同時に使って作業するという事態になったら、Mouse Without Borders を、まず使ってみてくださいね。
無料です。
2度目ですけど、無料で使えるなんて素晴らしい限りです。