カウンセリング・コンサルティング・コーチングの違い

よくある違いのわからない用語について調べました。

今回は、

  • カウンセリング
  • コンサルティング
  • コーチング

この3つです。

それぞれ職業スキルとして聞いたことはありますが、恥ずかしながら『違い』については、完全スルーしてました(汗)
せっかくの機会なので知識を蓄えるべく記事のテーマとしています。

ざっくりとした違い

深く掘り下げていくと難解になりそうなので、ざっくりとした感じを得るために、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋してみます。

【カウンセリング】

依頼者の抱える問題・悩みなどに対し、専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助のことである。

【コンサルティング】

企業(まれに行政など公共機関)などの役員(特に経営者が多い)に対して解決策を示し、その発展を助ける業務のこと。

【コーチング】

相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態

何となく見えてきましたが、残念なことに明確な線引きをしたがる理系体質が、理解を邪魔してます(汗)

個人的な解釈としては、

  • カウンセリング ⇒ 相談による解決糸口の明示
  • コンサルティング ⇒ 実行支援による改善提案や問題解決
  • コーチング ⇒ 良いところを伸ばす人材育成

ということにしました。

間違ってるとは思いませんが、正解でもないと考えています。
奥が深いですね。

スキルのイメージ

スキル別の個人的なイメージです。

まずカウンセリングは、人の内面の問題をあぶり出して問題解決の糸口を提案する印象です。
心理カウンセラーが代表例ですね。

かつて私も鬱傾向の時があり、心療内科を受診したことがあったので、カウンセラーは身近な存在です。
別件では、脱毛サロンや美容整形で、カウンセリングというメニューがありますが、女性の場合は、コチラの方が印象的かもしれないですね。

あとは学校現場でしょう。
イジメなどの事件が起こった場合にスクールカウンセラーという名称が目に付きます。
1校に1人のスクールカウンセラーが付くことを目指しているようですが、現実的には常駐するわけではなく、地域内の数校を定期巡回するパターンや都度対応というケースが多いみたいですね。

身内に教師がいますからスクールカウンセラーについての情報は、耳元には入りやすいです。

続いてコンサルティングですが、これはやはり企業からの依頼によって、専門家によるチーム編成の上でプロジェクトを遂行していく印象です。
しかしコンサルティングも幅が広く、法人向けが主流であるにしろ、個人を対象にしたコンサルティングも数多くあります。

個人向けのコンサルティングには、金融系が多いでしょうね。
投資に関する個人向けのコンサルティングは銀行などでも実施されています。
ただし富裕層の資産運用が対象にはなりますけどね。

一般家庭向けの家計に関するコンサルティングは、FPの領域であり、住宅ローンや教育資金などの相談事は増え続けると思います。

最後にコーチング。
パッと思いついたのは、プロスポーツ選手の指導役でしょうか。
監督はマネジメント、実践的な指導や人材育成はコーチの役割のイメージですね。

昔ながらの『根性論』『精神論』は一切排除した指導に関しては、日本はめちゃめちゃ後進国だと思っています。
未だにですよ、部活では顧問教師や監督の権限が絶大で、まるで軍隊かのような規律でがんじがらめにし過ぎた結果、暴力問題に発展してるケースも絶えないですよね。

いい加減、前時代的な指導は根絶すべしです。

そのような指導者も継続させるべきではありません。
指導力が無いから理論が無い、ましてや指導対象の学生等が言う事聞くから指導の方法も変えないし、自分のスキル向上のための勉強もしないのが、日本のアマチュア指導者の傾向です。
古い世代に多いですね。

まとめ

  • カウンセリング ⇒ 相談による解決糸口の明示
  • コンサルティング ⇒ 実行支援による改善提案や問題解決
  • コーチング ⇒ 良いところを伸ばす人材育成

このブログでは、このように定義しました。

あくまでも個人的な印象ベースなので、参考になるかどうか不明ですが、しっくりくると思います。
ひとりで3スキルを有して対応する個人もいるでしょうし、それぞれ専門家がチームを組んで問題に対応するケースもあります。

いずれのスキルも貴重ですね。

どれかひとつは身に付けたいものです。

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